イギリスのスーパーマーケットでよく売っているクランペット!丸い形は一見パンケーキのようですが、片面にポツポツと穴が開いていて、トーストしてからこの穴がいっぱいになるほど(!)バターを塗っていただくと、カリカリしてもっちりしてなんともいえない満足感。
△バターのパッケージだって、クランペット!
△イースターには、クランペットもうさぎ型!バレンタインにはハート型・・・
そんなある日。先日ご紹介した英国の味HPソース(☆【英国のお気に入り】イギリスで一家に一本!?HPソースの限定ラベルとバーコウ前下院議長)がソーセージやベーコンに合うと聞いていたので、こんなものにも合うかしら?となんとなく朝食にしたこちら。
トーストしたかりかりもっちりのクランペットにバターをたっぷり塗り、その上にソーセージとHPソース。「なかなか美味しかったよー」と何気なく話すと、友人の目が点になり・・・「Wow!そんなふうに食べるなんて“controversial“!」
私「え、だってそれぞれ朝食によく食べる“クランペット”と“ソーセージ&HPソース”。朝食のプレートに一緒に乗っていてもおかしくないよね!?ということは、オープンサンドみたいに乗せていただくのもアリよね!?」
そう畳み掛ける私に「Nooo! Crunpets and sausages don’t go together! ありえない!!だってクランペットはバターを塗って食べるもの。塗ったとしても蜂蜜とかでしょ!?ソーセージ&HPソースなんて・・・うーん、よく考えるといけるのかも、しれないけど、でもそんな考えはなかった。その写真、友人とシェアしたいから頂戴!」
というわけで、私のクランペットの上にソーセージ&HPソースの食べ合わせは、イギリス人の友人グループのWhat’sAppチャットでその日のトピックとなり、物議を醸したのでした。
そういえば、HPソースのお返しに、友人に息子の大好きなピエトロ・ドレッシングをプレゼントしてみました。日本の福岡の1軒のレストランが考案したというこのドレッシングをかければ、どんな野菜ももりもり食べられてしまう魔法の調味料。海外でも人気があるようで、日本食材店で入手できるのはもちろん、英語版の公式サイトでドレッシングをつかったレシピも紹介されているので、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれています。
「友里、素敵なドレッシングありがとう!みんな気に入って、うちでは◯◯◯(息子の名前)ソース!って呼んでるの。特に娘が好きでね、白いご飯にかけて食べるが合うんだって。」
えー!?野菜やお肉、魚、パスタソースは分かるのですが・・・白いご飯にドレッシングの食べ合わせは私にとって“controversial“!
白米はロシアでも野菜感覚でつけあわせになったり、ピロシキの具材になったりしていましたから、温野菜にかけているような感覚なのかな!?文化の違いって、面白いですよね。
ロシアでは、パンやブリヌイ(ロシア版クレープ)の上にバターを塗り、イクラなど魚卵を乗せていただきます。これも、美味しいけれどはじめは驚きました!
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