【ロシア正教】キリル総主教によるクリスマス礼拝に参列!救世主キリスト聖堂へ

2020-01-08

ロシアでは、ロシア正教の暦の関係で、新年1月1日の後の1月7日にクリスマスがやってきます。モスクワ中心部にある救世主キリスト聖堂(Храм Христа Спасителя)では、モスクワ総主教座キリル総主教によるクリスマス礼拝が行われ、その様子は毎年テレビでもロシア全土に生中継されます。

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△金色の丸屋根が輝く救世主キリスト聖堂は、ナポレオンのロシア侵攻に勝利したことを神に感謝するために1883年に完成しましたが、革命後の宗教弾圧により爆破され、跡地は屋外温水プールとして利用されていました。ソ連が崩壊し新生ロシアが誕生すると再建され、2000年にかつての姿が忠実に再現されました。キリスト教の一派であるロシア正教では、十字架の形が少し異なります。

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△招待状を頂いてこの貴重な礼拝に参列させていただくことが出来ました。

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△再建に尽力した会社の名前が記念プレートで掲示されていました。

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△その中には日本のみちのく銀行の名前も!

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△教会や聖堂では、女性は頭にスカーフを被り、男性は帽子をとることになっています。入り口に貸し出し用のスカーフが用意されていたり、教会のお店で販売されたりしています。ロシア観光の際には、いつでも教会に入れるように鞄の中にスカーフを一枚忍ばせておくと便利です。

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△教会に入るとまず、信者の方は小さな紙に熱心に何かを書き込んでいました。1枚目には家族をはじめ親しい人たちの健康を祈って名前を書込み、2枚目の紙には天に召された親族やご先祖様など大切な方をおもいだし安息を願います。

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△窓口でこの紙を手渡すと、礼拝のなかで名前が読み上げられます。

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△私は蜜蝋を購入しました。

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△お店では、イコンや十字架のネックレス、書籍などさまざまなものが売られていました。

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△礼拝が始まるまでの時間、聖堂内のたくさんのイコンを見て回りました。イコンには聖母マリアやキリスト、聖人たちが描かれています。ロシア人の名前には、聖人の名前をとったものも多いため、名前や誕生日ごとの守護聖人の小さなイコンをお財布のなかなどに入れて持ち歩いたり、車のなかやデスク周りに飾っている人もよく見かけます。

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△家族の健康と日露友好を祈りながらイコンの前で火を灯しました。蜜蝋とお香の甘やかな香りが充満した薄暗い聖堂内には、何百本もの蝋燭でイコンの金色が輝いて浮かび上がり、信者たちの瞳のなかに炎が揺れています。

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△たくさんの信者が集まり、いよいよ6日から7日にかけての深夜0時にクリスマス礼拝が始まりました。敬虔な信者として知られるメドヴェージェフ元大統領ご夫妻をはじめ、最前列には国家機関のトップや著名人の姿も見られました。教会内には椅子はなく、礼拝時はじっと立ったまま司祭の祈りに耳を傾けます。また同じキリスト教でもパイプオルガンなどの演奏はなく、合唱(アカペラ)で賛美歌が捧げられます。足元からすべてのものを優しく包み込み語りかけるような荘厳な響きに心が震えました。教会の前、扉の前、イコンと呼ばれる聖像画の前、そして礼拝の間にも、信者の方は何度も上から下へ、次に右肩から左肩へと十字を切りお辞儀をして祈りを捧げていました。

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△礼拝の最後には、キリル総主教が信者たちの前に進み出て、聖体拝領を行います。キリストの血と肉を意味する水で薄めた甘いワイン(聖水)と白いパン(聖餅)を信者に分け与える儀式です。

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△クリスマスの礼拝まで断食の期間を過ごしていた信者たちにとって、この聖水と聖餅は特別なひと口になります。

聖堂内には日曜学校の子供たちによるキリスト降誕をテーマにした作品もたくさん展示されていました。

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さて、キリル総主教は今年秋に、日本にロシア正教を伝道したニコライ・ヤポンスキー(Николай Японский)の関連行事に出席するために訪日が予定されています。

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△鐘が鳴り響くなか一足早く教会を出ました。

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△この日は特別に深夜2時まで地下鉄も動いています。