【ロシア正教】極寒ロシアの湖で沐浴!主の洗礼祭

2019-01-20

今年1月18日から19日にかけての深夜は、ロシア正教の主の洗礼祭(Крещение)でした。

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ヨルダン川で預言者ヨハネがイエス・キリストに洗礼を施したことを祝う日です。敬虔なロシア正教徒たちは、極寒ロシアの川や湖、池などの氷を十字架の形に割った場所で沐浴し、十字を切りながら3度頭まで入って身を清めます。

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モスクワでも60カ所以上で沐浴が出来る場所が用意され、新聞やインターネットで案内が出ていました。多くの場所では18日の18時〜19日18時まで開放されていて、自由に入水することが出来ると書いてありました。都心部では小さなプールのような人工的なものも多いのですが、こちらの池(Большой Садобный пруд)では3カ所用意されていました。

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△まずはメイン会場。深夜から始まり、19日は一日中、沐浴に訪れる人が後を絶ちません。私たちが訪れた昼頃でも−7度。この時期は日本の大寒と同様、крещенские морозы(主の洗礼祭の極寒)と呼ばれ、モスクワでも最も冷え込む時期なのですが、今年は−7度とやや暖冬です。水温の方が温かく−4度だそうです。

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△氷の十字架を前に、4つの沐浴の場所が設けられていました。階段と手すりにもつららが下がります。

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△わずか数分にも老若男女それぞれのドラマがあります。十字架のネックレスに祈り、静かに入水する女性。雄叫びをあげ気合いを入れて入っていく男性。監視員にスマホを渡して、動画をとってもらう親子。「これは一種のスポーツみたいなものだよ!見てないで試してごらん!」と声をかけてくださる毎年常連の男性グループも。

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終わるとタオルやバスローブを羽織り入り口脇のテントのなかで着替えます。

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△身体を温めてくれる飲み物が用意されていたり

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△横には医務室も。

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△また、沐浴のあとで、大きな沐浴場へ移動して寒中水泳をしている方もいました。

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△多く人が訪れイベントの雰囲気の強いメイン会場から少し離れたところには、ひっそりと氷が割られた沐浴場も。

この日は清められた水に力が宿ると信じられており、教会へ聖水を頂きにいく信者の方も多いそうです。

△毎年プーチン大統領の沐浴の様子なども話題になります。

さて、お休みの日の湖は、スキーやそり遊びを楽しむ人でいっぱい!

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△山の少ないモスクワでは、森のなかや公園でのノルディックスキーが大人気。

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モスクワらしい冬の一日になりました。