【イスラエルのなかのロシア】〜シャガールの窓!ユダヤがテーマのステンドグラス〜

2019-02-10

エルサレムで必ず訪れたかった場所のひとつ。大好きな画家シャガールのステンドグラスで彩られたシナゴーグ。ヘブライ大学付属ハダッサ病院の近代的な建物のなかにあります。

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△ぐるりとシナゴーグを囲むように飾られた12枚のステンドグラスは、イスラエル12の部族の物語。

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現在のベラルーシのヴィテブスクの敬虔なユダヤ教徒の家庭に生まれたマルク・シャガール。魚売りの父を持ち、9人兄弟の長男でした。ユダヤの学校でヘブライ語や聖書の勉強をしていたシャガールをロシアの高等学校へ入れたのは母だったといわれています。それから美術に目覚め、サンクトペテルブルクの美術学校で学び、パリで活躍しましたが、第一次大戦、ロシア革命、第二次大戦・・・と激動の時代を画家として生き抜いていきます。その幻想的な世界観は、故郷ヴィテプスクや幼い頃の情景、恋人のベラを描いたものも多く、ユダヤのモチーフも多く残っています。晩年に南フランスへ移り、ステンドグラスの制作を始めたシャガールの代表作のひとつがこのハダッサ病院へ贈られたステンドグラスなのです。

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シャガールは『キリストの苦難』や『ゴルゴダの丘』などの絵画作品も残しています。