【ヴァイオリン備忘録】モスクワの楽譜屋さん «Ноты»

2018-01-15

息子の新しい楽譜を買いに知人に教えてもらった楽譜屋さんへ。トヴェルスカヤ通りからライトアップされた並木道をモスクワ音楽院のほうへ進みます。

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△音符と楽器、楽譜と・・・マトリョーシカ!の看板が目印です。

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△品揃えがよく、音楽院で使用されている教科書なども揃っています。探しているものを伝えると、店員さんたちが親切に探してくださいます。

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△試験にむけて協奏曲の楽譜を購入しました。

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△ソ連時代から教鞭をとる先生の楽譜は年季が入ってすでに絶版になってしまったものも多いのですが、中身は素晴らしく大切に大切に使っていらっしゃいます。店員さんが同じ楽譜が掲載されている新版や、出版社のインターネット・ライブラリーで入手する方法などを丁寧に教えてくださいます。

日本でも師事する先生によって教材や指導法などが異なりますが、やはりロシアにはロシアのメソッドがあることを実感します。カバレフスキー(Кабалевский)やコマロフスキー(Комаровский)、バクラノワ(Бакланова)、ドゥナエフスキーなど日本ではあまり馴染みのないソ連時代の有名な作曲家による練習曲はどれも美しく叙情的で魅力的です。

△例えばイサク・ドゥナエフスキーの子守唄(映画『サーカス』挿入曲)はロシアでは有名なので、YouTubeで検索すると音楽学校の発表会の映像などがたくさん出てきます。これを演奏したあとに・・・

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△街を歩いていてドゥナエフスキーの住んでいた家を見つけたりすることも!また子ども用練習曲の楽譜のなかにも、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ハチャトゥリヤンなど有名な作曲家の曲やオペラの一部が登場して感激したりもします。

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△ちなみに日本では、グリゴリヤンの『ヴァイオリン初等教本』が出版されています。大学の先輩でもある ソ連・ロシア音楽評論家の高塚昌彦さんが翻訳されたものです(芸術現代社)。モスクワでロシア人の先生のレッスンを始めたばかりの頃は、巻末の音楽用語集がとても役立ちました。

楽譜屋さんは、お稽古バッグやレッスンノート、音楽モチーフの文房具やアクセサリー、雑貨など見ているだけで楽しくて、つい寄り道してしまいます。

«Ноты» http://nota24.ru