さて、海の駅を出ると目の前は海!(→【オーロラ・スポット!北極圏ムルマンスク】街歩き②鉄道駅と海の駅)北極海(バレンツ海)に臨むムルマンスクですが、暖流の影響で不凍港となっており、ソ連時代には軍事的にも重要な役割を果たし英雄都市となりました。周辺には今も閉鎖都市が点在しています。港には、世界初の原子力砕氷船レーニンが係留しており、2008年から博物館として公開されています。
△開館時間は時期によっても異なりますが、この時期は水曜から日曜の12時から16時まで、毎時ちょうどにロシア語か英語のツアー形式でのみ見学可能でした。(大人150R、子供50R)
△まずは概要の説明があり、この後、船内を回っていきます。
レーニン号の船内には、至る所にレーニンが・・・!
△操縦室
△操縦室の窓からの眺め。命をかけて勇敢に北極海航路を進む船長さんは、この窓からどんな思いでどんな風景を見つめていたのでしょうか・・・!
△機関室
△小窓を覗くと下には原子炉。
△かつての様子が再現されていました。すでに廃炉していると分かっていてもドキドキします。この原子炉砕氷船レーニンでは就役6年後に原子炉事故がありました。
△たくさんのパネルが並ぶ機関制御室
△娯楽室では、昔の食堂の様子を映像で見ることが出来ました。
△医務室
△北極航路はムルマンスクからチュコト半島のペヴェス。1957〜1989年まで活躍しました。今、気づいたのですが、下のパネルの航路がなぜか日本まで伸びているように見えますね・・・!?
△最後は、タッチパネルなど最新の視聴覚メディアで子供から大人まで来館者がさらに知識を深められるようになっていました。
△今日は、憲法広場から鉄道駅、線路の上を鉄橋を渡り、海の駅へ、そして港の原子力砕氷船レーニンを見学しました。
Атомный ледокол “Ленин” http://www.rosatomflot.ru/atomnyy-ledokol-lenin/
Адрес: Портовый пр-д, 25, Мурманск
この後は、ホテルで待機しましたが、残念ながら雪が降ってきて夢のオーロラ・ハンティングは中止。明日に望みをかけます・・・!
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