ロシアの夏を締めくくるフェスティバルといえば『ロシア国際軍楽祭Спасская башня(スパスカヤ・タワー)』!モスクワの赤の広場が大きな野外コンサート会場となって、ロシア&各国から招待された軍楽隊のパフォーマンスを楽しむことが出来ます。2009年から毎年開催されている人気イベントで、今年は、8月23日~9月1日にかけて開催されました。
△この期間は、夜のコンサートのみならず、赤の広場はお祭りモード!たくさんの屋台が出て、イベントも目白押し!モスクワ市内の広場や公園でも連日、スペシャルコンサートが催され、街中に音楽が溢れています。今年は子ども向けのイベントも覗いてみました。
△夕暮れから夜へ、美しく変化していく空とライトアップされたクレムリンや聖ワシリー聖堂、グム百貨店。何とも言えない美しさです!満席の会場、期待が高まります!!
△今年の参加国の旗が並びます!なんと今年は日本から防衛省陸上自衛隊中央音楽隊(50名)が参加しています。今年5月30日に行われた日露「2+2」において、日露両国の信頼醸成の一環として合意された事業で、陸・海・
△民族舞踊や歌、そして華やかなコスチュームやアイテムなども織り交ぜて、それぞれの国の独自の魅力を思う存分感じさせるパフォーマンス!それをさらに、光や火の演出が盛り上げます!
△一糸乱れぬ動きでつぎつぎにフォーメーションを変えていきます。まさに日頃の訓練の賜物!見応えたっぷりです。
△聖ワシリー聖堂は、プロジェクションマッピングのようにさまざまな色柄に変化していきます!
△そしていよいよ日出ずる国、日本がアナウンスされます!幻想的な雰囲気のなか、和太鼓の力強い音色と和紙製のぼんぼりが灯ります。振り袖姿の歌姫(松永美智子3等陸曹)が登場して、「カチューシャ」や「恋のバカンス」など、日露で人気のある曲を日本語とロシア語で披露すると会場が大いに盛り上がりました!
△全員集合のフィナーレは壮観!
最後はたくさんの花火が打ち上げられて夜空を彩りました!
赤の広場での軍楽隊コンサートは、まさにモスクワらしさを味わえるフェスティバルのひとつで一見の価値ありです。
ロシア国際軍楽祭Спасская башня(スパスカヤ・タワー)https://spasstower.ru/en/
【陸自中央音楽隊のモスクワ市内コンサート情報】
● 8月24日(土)12:00-14:00 参加各国によるパレード演奏(「VDNKH 広場」 Prospekt Mira, 119)
● 8月28日(水)15:25-15:55 陸自中央音楽隊によるコンサート +16:05-16:30 陸自中央音楽隊とロシア国家親衛軍庁音楽隊による合同 コンサート(アレクサンドロフスキー庭園「イタリアン・グロット」前) ※「無名戦士の墓」より向かって右側約200m Areksandrovsky sad)
● 8月30日(金)14:30-15:00 キッズ・プログラム(赤の広場「聖ワシリー聖堂」近傍特設テント前 Red Square)
● 8月31日(土)12:00-12:40(予定) 陸自中央音楽隊によるコンサート(「クラスナヤ・プレスニャ公園」内ステージ Ulitsa Mantulinskaya, 5)