(2021.12.18)冬休み、オックスフォードへのデイ・トリップ! 英国最古の大学であり最高学府であるオックスフォード大学で知られるこの町には、『不思議の国のアリス』作者ルイス・キャロルや画家ターナー、ウィリアム・モリスの妻ジェーン・バーデン、映画『ハリーポッター』そして、あのロシア人にまつわる場所・・・とたくさんの魅力がつまっています。
△ロンドンのパディントン駅から列車で約1時間弱。
△駅の改札も、アシュモレアン博物館の『Tokyo: Art & Photography』展!2021年6月から開催されていた話題の展覧会、1月3日までということで間に合いました。
△アシュモレアン博物館は、エリアス・アシュモールがオックスフォード大学に寄贈したコレクションをもとに1683年に創設された世界初の大学博物館。
△綺麗な館内は地下から5階まで、見どころ満載!
『Tokyo: Art & Photography』展への桜の回廊は、蜷川実花さんの写真インスタレーション
△東京オリンピック・パラリンピックに合わせて、テーマは東京。東京にちなんだ古美術、浮世絵、写真、映像作品などが展示されています。
△展覧会の見どころ詳細はこちらへ。
常設展もとても魅力的で、どの展示室にも発見と驚きがあります。
ロシアにまつわる展示のなかで私のお目当ては、この洋食器の展示室。
△ウェッジウッド社の評判を聞きつけて、1773年にロシアの女帝エカテリーナ2世が注文した『フロッグ・サービス』というディナーセットのうちの3枚が展示されています。(ウェッジウッド関連☆)女帝はほかにも、マイセン社には「スワン・サービス」、セーブル社には「カメオ・サービス」、ロイヤルコペンハーゲン社には「フローラ・ダニカ」・・・と優美な陶磁器をコレクション。そして自国の誇るサンクトペテルブルクの「インペリアル・ポーセリン」社を皇帝御用達の陶磁器工房へ、そして世界の一大陶磁器メーカーへと発展させていきます。
△名前の通り、手描きの可愛らしい青カエルの紋章がポイント!エカテリーナ2世が夏の別荘ツァールスコエ・セローのエカテリーナ宮殿に向かう途中に滞在したというケケレケクシネンスキー宮殿のために注文したものですが、ケケレケクシネンスキー(Kekerekeksinenski)とはフィンランド語で“カエルの沼”を意味していて、ここは“カエル宮殿”と呼ばれていたのだとか。
△どの食器にもすべて異なる英国の美しい風景画が描かれています。50名分の食器セットは440点(メインセット680点、デザートセット264点)
△もちろん、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館にコレクションの大部分が展示されていますが、アシュモレアン博物館では3点見ることが出来ます。
△明治末期に日本を訪れて、陶芸の魅力にとりつかれ、日本の陶芸を世界に広めた英国人バーナード・リーチの作品。コーンウォールにはリーチ・ポタリーがありニュージアムを訪れることができるそう。
△楽器コレクションの展示室にはアントニオ・ストラディバリ作の名器ストラディバリウスも。
△絵画も充実していて、たとえば1833〜1862年の間オックスフォードで暮らしていたターナーの作品もいくつか見ることが出来ます。現在も変わらずに残っている景色も!(左・ターナーの絵 右・息子の撮影した写真)
△ターナーの暮らしていた家にはブループラークもありました。(関連☆海を描くイギリスのターナーとロシアのアイヴァゾフスキー!テート・ブリテン(Tate Britain)の『Tuner’s Modern World』へ)
△ラファエロ前派の画家たちのミューズであり、ウィリアム・モリスの妻、ジェーン・バーデンのグッズも充実しています。なぜなら、ジェーン・バーデンはオックスフォード出身なのです。
△ひっそりとした小道にブルークラークがありました。1839年10月19日にここで誕生しました。
△そばにはジェーン・バーデンの描かれたパブTURF TAVERNも。せっかくなので、ここでランチをとることに。
午後は、いよいよオックスフォード大学に向かいます。