【英国のお気に入り】バッテンバーグ・ケーキ

2021-06-17

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△カラフルなチェック模様のスポンジをアプリコット・ジャムを挟んで重ね、優しい味のマジパン生地で包んだバッテンバーグ・ケーキ。その名前の由来ははっきりしていませんが、ヴィクトリア女王の孫娘のヴィクトリア王女とルートヴィヒ・フォン・バッテンバーグとの結婚を記念して名付けられたという説もあります。

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確かに、家紋によく雰囲気が似ているので、結婚のお祝いに考案されたとしても納得です。

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△こちらは、ザ・ウースリー特製The Wolseley Battenbergです。(☆【英国のお気に入り】ザ・ウースリー(The WOLSELEY)のオムレツ・アーノルド・ベネット

イギリスで暮らしていたヴィクトリア王女とルートヴィヒ・フォン・バッテンバーグ夫婦は、第一次世界大戦中に敵国ドイツの姓バッテンバーグを名乗ることに不都合を感じるようになり、「バッテンバーグ」(Battenberg)から、より英語的な「マウントバッテン」(Mountbatten)に改姓したそうです。このヴィクトリア王女は、現在のエリザベス女王の夫にあたる故エディンバラ公フィリップ殿下の祖母にあたる人物で、幼くして母を失ったフィリップ殿下をひきとってイギリスで育てました。(関連☆ロマノフ家の末裔にあたるエディンバラ公フィリップ殿下のご逝去・・・悲しみに包まれるイギリス

また、ヴィクトリア王女は、ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世の妻アレクサンドラの姉にあたります。(関連☆【英国のなかのロシア】エリザヴェータ・フョードロヴナに再会!ウェストミンスター寺院) 

ロシアの飛地カリーニングラード でも、マジパンの博物館を訪れ、マジパン のお菓子をたくさんいただきました。関連☆【中世ドイツ、ソ連、そしてロシア!融合の飛び地カリーニングラード】〜まとめ〜

【英国のなかのロシア】テートモダン〜常設展〜

2021-06-10

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△イギリス美術を味わう国立美術館テイト・ギャラリーが、2000年にイギリス美術専門のテイト・ブリテンと、この国内外の20世紀(印象派後期から現代まで)を総括し、21世紀を創るアートを扱うテート・モダン(Tate Modern)へ。廃墟となっていた旧河岸火力発電所の建物を生かして美術館に生まれ変わりました。

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△正面玄関

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△自然光が美しい吹き抜けの地下タービン・ホール。両側の建物がそれぞれNatalie Bell Building(テムズ川へのリバーエントランスあり)とBlavatnik Building(Level 10に展望スペース&バー、Level9に展望レストラン)になっていて、 Level 2から4にかけて常設展と企画展を見ることができます。Level 1と4のブリッジで行き来できるようになっています。

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アーティストたちのアトリエが展示されていました。

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△『The British Library』Yinka Shonibare CBE 移民たちの人生をカラフルで装丁も全て違う1冊の本にして、ライブラリーを作ったもの。今、ここイギリスでの、一期一会の出会いそのものです。

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△ROOM 6 IN ARTIST AND SOCIETYでは、SOVIET PHOTOBOOKSの展示も。

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△Viktor Pivovarovの作品のテーマは、なんとモスクワ放送!ガヴァリット・モスクワ!ロシアナウンサー時代は、私のお決まりのこの一言で放送をスタートしていました。

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△マティス(『The Snail』Henri Matisse)

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△『Babel』Cildo Meireles こちらも印象に残ったインスタレーション。ずっと声を発し続けるラジオが無数に重なったバベルの塔。必要な情報はなんなのか、本当に聞きたい声はどれなのか、情報社会の網にがんじがらめにされてしまいそうな不安を感じます。 

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△A View from Tokyo: Between Man and Matter Room overview

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△館内カフェからテラスへ。翼を広げた鳩がテムズ川を横切るようにミレニアム・ブリッジがかかり、その向こう岸にはセント・ポール大聖堂が美しく見えます。

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△ショップも充実!企画展のひとつ、草間彌生展は、発売開始とともにあっというまにソールドアウトの大人気!(☆草間彌生さんの世界感でアート・アフタヌーンティー

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△大聖堂からは、街角に英単語が出現していくアートなお散歩ルートもありました。

また、テート・モダンからSouthwark駅へ向かうと、19世紀の古い煉瓦の高架橋が続き、近代建築のコントラストが感じられます。

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△Southwark駅

【英国のお気に入り】イギリス名物!元祖コロネーション・チキンを求めてル・コルドン・ブルーへ

2021-06-09

(2021.05)コロナ禍の今は、友人とのランチも公園のベンチでサンドイッチ。立ち寄ったお店で初めての味に出会いました。

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△コロネーション・チキン(Coronation Chicken)は、その名の通り、1953年のエリザベス女王の戴冠式の際の昼食会(the Coronation Luncheon)で提供されたメニュー”Poulet Reine Elizabeth” です。フランスの料理スクールのロンドン校「ル・コルドン・ブルー・ロンドン(Le Cordon Blue London)」が考案しました。(The History behind the Coronation Chicken Recipe)(☆戴冠式の椅子はこちら→【英国のなかのロシア】エリザヴェータ・フョードロヴナに再会!ウェストミンスター寺院

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さまざまな具材から、好きなものを選んでバゲットに挟んでもらうタイプだったのですが、コロネーション・チキンとは、基本的には、ほぐしたチキンとレーズンとチャツネをカレークリームソースで和えたものだそう。「家庭料理なの?」と尋ねてみると、「うちでは一度も食卓に出たことないわね。ホテルのパーティーなどで、前菜&サラダのコーナーによく見かけるけど・・・」とのこと。

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△(左)CO-OP (右)スターバックス

コロナが落ち着いてレストランが再開したら、ぜひ「ル・コルドン・ブルー」の元祖コロネーション・チキンも味わってみたいです。お料理教室もあるのかな・・・?

追記(2022年)

元祖コロネーション・チキンを味わおうと、「ル・コルドン・ブルー」へ。

△右が料理学校への入り口。左の小道から中庭へ・・・

△カフェ

△ありました!コロネーション・チキン

地元のサンドイッチ屋さんの味は、レーズンやチャツネの風味が強いのですが(関連☆【英国のお気に入り】イギリス名物のコロネーション・チキン、ロシアの名物チキンは?)、ル・コルドン・ブルーのものはチキンをカレークリームソースで和えた優しいお味でした。

△料理学校とつながっているカフェには、授業の休み時間でしょうか・・・コックスーツ姿の学生さんたちも。

 

さて、ロシアでも、独特のチキン料理があって・・・こちらはお料理教室にも参加しました。

モスクワ通信『ポジャルスキー・カツレツ発祥の地で伝統レシピのお料理教室』