【今日のロシア】大江戸温泉物語とサンドゥヌィのバーニャ

2015-02-08

東京・お台場にある日本最大級の温泉テーマパーク『大江戸温泉物語』。地下1400メートルから湧く大江戸温泉や露天風呂など13種類のお風呂や東海道五十三次をテーマにした庭園の足湯、火の見やぐらの周りに縁日のお江戸の町を再現した館内では、好きな浴衣を選んで“手裏剣なげ“や占いなどの遊びやエステなども楽しめます。

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△英語、韓国語につづきロシア語で書いてある案内には、其の1〜14まで温泉の入浴方法や注意事項が書かれています。ロシア人にも人気なのが伺えます。ロシア人の日本観光でもディスニーランドは大人気ですが、こんな和風テーマパークも一緒にいったら楽しいかもしれませんね!

さて、逆にロシアでロシア風のお風呂を体験したいなら・・・こちらのバーニャでしょうか!

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△過去関連ブログ サンドゥヌィのバーニャ☆

こちらからバーチャルツアーもご覧頂けます。

【ロシア文化フェスBlog】記念展の舞台裏!戸田造船郷土資料博物館へ 〜前編〜

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隣国ロシアとの友好の原点ともいえる日露和親条約調印から160周年を記念して、今年5月に東京文京区の鳩山会館で予定されている記念展。日本とロシアの国交を開いた下田条約調印文書や日ソ共同宣言調印文書が公開されるほか、ゆかりの戸田村の貴重な記念品が展示される予定です。今回はこの記念展にむけての準備の舞台裏をほんの少しだけ皆様にご紹介したいと思います。

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2月某日。総監修を務められる中村喜和・一橋大学名誉教授とともに沼津市にある戸田造船郷土資料博物館へ向かいます。この日は都内も大雪!最短経路の山道は断念して、海沿いのルートをすすむことに。何度も博物館を訪れていらっしゃる中村先生がナビ役です。

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△途中で立ち寄った造船記念碑。横には日本語とロシア語で説明が書かれていました。日露条約を結ぶため下田に来ていたロシアの軍艦ディアナ号は、安政の大地震(1854年)により現在の富士市宮島沖に沈没してしまいました。プチャーチン提督以下500余名は、ここ下田に収容され手厚いもてなしを受けました。提督の要請を受け、幕府は数百人の日本の船大工を集め、代艦1隻を建造させました。翌年3月に完成した船は、戸田の人々への感謝を込めて「ヘダ号」と名付けられ、提督らは無事に帰国しました。その後、当時の郡名に因み「北沢型」と呼ばれる船が6隻造られるなど、日本の造船技術の近代化に大きく貢献しました。ここはまさに様式帆船建造の発祥地といえる場所です。この業績を長く伝えるために、大正12年に建てられました。

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△気の遠くなるようなプチャーチン提督の航行経路!

目的の博物館は“伊豆のくちばし“と呼ばれている御浜岬の先端にあります。ふたつの火山、そして長年の風雨や海流によって形作られたこの戸田の港は天然の良港で、岬には樹齢100年を超えるイヌマキ林がみえます。

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△お天気がよければ富士山も見えるという絶景ポイント。

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△ようやく辿り着いた戸田造船郷土資料博物館。まわりには「日ソ友愛の像」や日本初の本格的様式帆船を完成させた近代造船の先駆者である「上田寅吉翁の顕彰碑」などとともに・・・

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本物のディアナ号の錨も!(全長4.78m 重量約4t)

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△エントランスでは、ヘダ号進水式の図 とヘダ号の模型がお出迎え。

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△願いが叶うという鐘を鳴らしつつ、2階の展示室へ向かいます。

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館内にはたくさんの船の模型が展示されていますが、今回の記念展の目玉のひとつはこちらの天井にも届きそうな大きさのヘダ号の模型です!感心して見上げる中村先生。当時に想いを馳せていらっしゃるのでしょうか。

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こちらの博物館で展示されている本物の図面から1/10スケールで忠実に再現したという本格的な模型で、東京へは分解して運ばれます。鳩山会館での展示場所をイメージしながら、文化フェスティバルのスタッフの皆様が一生懸命に採寸をはじめます。

→つづく

【今日のロシア】女一匹シベリア鉄道の旅

2015-02-07

おそロシ庵&ミッテpresentsソ連カルチャーカルチャー2~バック・トゥ・ザ・USSR!会場で、『女一匹シベリア鉄道の旅』(イーストプレス)著者で、食を旅するイラストレーター織田博子さんにもお会いしました!

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△本の主人公のこぶたちゃんも可愛らしいですが、御本人はすらりとした美人さん!食べるの大好き!スーパー探検が大好き!旅が大好き!なので好奇心旺盛なこぶたちゃんが自分に思えます。

東京で働くOLだった織田さんは、シベリア鉄道に乗りユーラシア大陸を一周してみたいという夢を叶えるため25歳のときに一念発起。会社を辞めて2010年から7ヶ月間、放浪の旅へと出かけます。シベリア鉄道といえば、これまでも、グーグルとロシア国営鉄道のコラボにより約150時間でバーチャル・シベリア鉄道旅行(http://www.google.ru/intl/ru/landing/transsib/;約150時間で走破)などをご紹介してまいりましたが、このコミックエッセイ『女一匹シベリア鉄道』ならば、あっという間に、シベリア鉄道の醍醐味とロシア人のあったかさを味わうことができます!

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プロが懇切丁寧に解説する旅行ガイドブックとは違い、分からないことは分からないままに、伝わらないことは伝わらないままに、ひとりの旅行者の目線で描かれています。だからこそ、日本人から見たロシア人が良くも悪くもありのままに生き生きと描写されていますし、外国人とコミュニケーションをとりながら、心と心が通い合っていく様がリアルに感じられます。

旅の想い出を絵に出来ることも羨ましいですが、出逢った人たちに記念に絵を描いてプレゼント出来る織田さんが、本当に羨ましいです!歌のうまい方や楽器を演奏出来る方、そして絵のうまい方・・・国境も時代も超えて言葉にできない心を伝えられる手段を持つことは、人生をとても豊かにしてくれるものですね!

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△日本人がロシアを訪れる際、はじめに受けるカルチャーショックあれこれも見事に表現されています!空港のトランジットなど、ほんの少しの滞在でロシアを後にする人は、このときの“暗い、寒い、怖い“印象だけでロシアがすっかり苦手になってしまう方もいらっしゃいます。でも、日本の価値観に当てはめて毛嫌いせずに、思い切って飛び込んでみると、そしてロシア人の友人が出来てしまうと、“鉄のカーテン“の向こうに、日本では経験出来ないようなロシア独特のあったかさを味わうことが出来ます。

ソ連崩壊、そしてロシア誕生から20年が経過し、西側の商品やサービスがずいぶん浸透してきたロシアですが、今も初めてロシアに足を踏み入れたときのカルチャーショックは変わっていないことを実感するとともに、初めて鉄道の旅を味わったときの感動が、鮮明に甦ってきました・・・! 

☆私が初めてのロシアで感じたカルチャーショックをまとめた連載エッセイ

ロシアナのロシアな話』(河北新報 2007)

ロシアナのロシアな話』(フィナンシャルジャパン 2008)。

さて、もともとおそロシ庵のファンだったという織田さん。今回出版を記念しておそロシ庵に特別記事も寄稿なさっています!こちらもあわせてどうぞ。

日本人の女性が一人でロシアを旅したマンガ『女一匹シベリア鉄道の旅』をロシア人に解説してもらった

☆ハフィントンポストにて、日本在住外国人のお宅で世界各国のお料理を習う織田さんの連載のロシア料理編。

http://www.huffingtonpost.jp/kitchhike/borscht-piroshki_b_6442324.html

織田博子さん 作品集へのリンク(http://odahiroko.skr.jp/
Twitter(@sekai_MM
Facebookファンページ(食を旅するイラストレーター-織田博子