【今日のロシア】スベトラーナ・アレクシエービッチさん、ノーベル文学賞2015

2015-10-10

2015年のノーベル文学賞がベラルーシの作家スベトラーナ・アレクシエービッチさんに贈られました。

スクリーンショット 2015-10-11 3.32.41

数年前から毎年候補に挙がっていらっしゃいました。日本で出版されている著作は

スクリーンショット 2015-10-11 3.33.47

△У ВОЙНЫ НЕ ЖЕНСКОЕ ЛИЦО (1984) – 邦訳『戦争は女の顔をしていない』 三浦みどり訳、群像社、2008年。

スクリーンショット 2015-10-11 3.34.39

△ПОСЛЕДНИЕ СВИДЕТЕЛИ (1985) – 邦訳『ボタン穴から見た戦争』 三浦みどり訳、群像社、2000年。 – 原題は『最後の生き証人』。

スクリーンショット 2015-10-11 3.37.27

△ЦИНКОВЫЕ МАЛЬЧИКИ (1991) – 邦訳『アフガン帰還兵の証言』 三浦みどり訳、日本経済新聞社、1995年。 – 原題は『亜鉛の少年たち』。

スクリーンショット 2015-10-11 3.36.38

△Зачарованные смертью (1994) – 邦訳『死に魅入られた人びと―ソ連崩壊と自殺者の記録』 松本妙子訳、群像社、2005年。

スクリーンショット 2015-10-11 3.34.31

△ЧЕРНОБЫЛЬСКАЯ МОЛИТВА. ХРОНИКА БУДУЩЕГО (1997) – 邦訳『チェルノブイリの祈り』 松本妙子訳、岩波書店、1998年。

 

3冊出版されている群像社さんの近日開催イベント

スクリーンショット 2015-10-11 3.41.09

 

△翻訳をめぐる散歩にでかけよう!群像社編集発行人の島田進矢さんもパネリストとして登壇。お近くの方は無料でご入場可、また投稿でも参加できるようです。

スクリーンショット 2015-10-11 3.44.03

 

△本を作る人と読む人をつなぐイベント“かまくらブックフェスタ

【今日のロシア】海抜3776mの富士山麓でピロシキ3776種類を目指す!ピロシキ専門店『3776type』

2015-10-09

海抜3776mの富士山のふもとでピロシキ3776種類を目指すユニークなピロシキ専門店『3776type

スクリーンショット 2015-10-08 11.45.46

2014年のプーシキンの誕生日6月6日にオープン!ディアナ号遭難事件と日露友好の歴史を研究する富士市内の高校生グループと協力して行う「フジヤマ・ピロシキ・プロジェクト」では、地元のシラスとキャベツの人気ピロシキが誕生するなどロシア・ピロシキの日本オリジナルメニュー発信で町おこしに挑んでいます。

スクリーンショット 2015-10-08 11.47.22

オンライン注文もできるようです!

 

【今日のロシア】秘境から架空の国、そして宇宙まで旅したタンタン、その冒険のはじまりはソビエトだった!

2015-10-08

ベルギーの漫画家エルジェによって描かれた漫画『タンタンの冒険』。少年記者タンタンと相棒の白い犬スノーウィが事件に巻き込まれながら世界中を旅するお話です。

IMG_7098

 

スクリーンショット 2015-10-08 10.14.30

△日本版公式サイトTINTIN JAPAN

チベット、コンゴ、砂漠や冬山など秘境から架空の国、そして宇宙まで旅したタンタンですが、なんとその大冒険の始まり、そして作者エルジェにとっても輝かしいキャリアにおける第一歩となった旅先は・・・なんと社会主義国として一人歩きを始めて間もないソビエトでした。

世界中で愛されているタンタンのシリーズ、日本では福音館書店から出版されています。第1作の『タンタン ソビエトへ』は、唯一、カラー化されず白黒のままで描かれています。

訪れる国の政治・歴史・風土や文化を綿密に調べて正確に描写することで知られるエルジェですが、この第1作目のときにはまだその手法を確立していなかったため、ソビエト=悪という偏見をそのまま受け入れて描いてしまったことを悔やみ、長いこと絶版になっていたそうです。1991年に崩壊したソビエトが本当はどんな国だったのか、この本がその理想と現実を考えるきっかけになれば・・・福音館書店の前書きにはそう綴られています。

タンタンとスノーウィの軽快なやりとりとスピーディーな展開、スリルに満ちた冒険を味わいながら、西側諸国にとって鉄のカーテンの向こうの謎の大国ソビエトがどんなふうに見えていたのかも感じることができます。