『МОСТ(モスト) 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人』が繋いでくれた橋

2024-01-27

『МОСТ(モスト) 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人』青島顕 著(集英社)

日向寺さんにお会いしたら、西野さんにお会いしたら、青島さんにお会い出来たら…!
お話したいことが山ほどあって付箋だらけ。
そんな機会がすぐに訪れるような気がしていました。

この素晴らしい一冊も、第21回開口健ノンフィクション賞の受賞パーティーでの青島さんを囲んでとびきりの笑顔のお写真とともに、日向寺さんの棺に納めました。

△早稲田大学の桑野塾で青島さんの講演があり、菅アナウンサーと一緒に参加しました。


この本で青島さんが架けてくださった橋を、大好きな日向寺さんの声を、繋いでいけますように✨

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@yuri_ichinohe ロシアナのロシアな話
ロシアをもっと身近に!

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日向寺康雄チーフアナウンサーのこと

2024-01-11

1月5日、ロシアの声(モスクワ放送)の大先輩である、我らが日向寺康雄チーフアナが急逝されました。入院すると連絡があり、落ち着いたらお見舞いになんて、つい先日やりとりをしたばかりだというのに・・・!

1月6日、信じられない気持ちのまま、今にも喋り出しそうな日向寺さんのお顔を見てお祈りしてきました。
棺に入れるものをとご親族の皆さまとご自宅へも伺いましたが、日向寺さんがこの辺りを案内してくださった日のことを思いだしました。あれは2019年の3月のこと。おなじように温かな日でした。

ロシア男性らしく⁈駅の改札で花束を手に待っていてくださった日向寺さん。
お散歩してからお気に入りの喫茶店でケーキをご馳走になりました。
マスターとは「いつもの」で通じる仲で、クラシックな手書きメニューが並び、カフェカーテンから木漏れ日がはいっていたっけ。

あの可愛らしい喫茶店はどこだったかしら…坂道を登ったような、小道を入ったような…皆さまと別れてからぐるぐる歩いてみましたが、思い出せなくて。
今度会ったら日向寺さんに聞いてみなくちゃ!
と思って、それからはっと気づきました。

棺にはエリザベータ・フョードロヴナのイコンも納めました。

△このポストカードは、マルフォ=マリインスカヤ修道院で、修道女の皆さまが丁寧にひとつひとつ切りぬいて作っていらしたもの。
美しい花の奥に、修道院と子どもたちに囲まれたエリザヴェータ・フョードロヴナが見えます。

思い出すとき、いつも右側に座っています。
柔らかく響く声で楽しそうにマイクに向かう日向寺さんがお隣にいるワクワク感&安心感といったら!

ラジオの公開収録風にお届けした「モスクワからの日本語放送80周年記念イベント」での時間は私の宝物です。
企画してくださった神奈川県日本ユーラシア協会の皆さまに心より感謝申し上げます。

△モスクワ放送局を離れるときに、日向寺さんが贈ってくださった詩。声も素敵ですが、字も大好きでした。

相手の心に届く特別な一言を見つけられる、
忘れられない特別な時間を共有できる、
日向寺アナウンサーには、そんな才能がありました。
だから皆、口を揃えて「日向寺さんとは特別なご縁があってね…」と珍しい大切な宝物を見せてくださるみたいに思い出話をしてくださる、そんな火葬でした。

あまりにも美しい喉仏の骨…本当にそこに仏様が座っていらっしゃいました。

放送局近くの、マルフォ=マリインスカヤ修道院。
大好きな場所だから、と日向寺さんが連れていってくださった場所。

守護神にと日向寺さんが買ってくださったエリザヴェータ・フョードロヴナのイコンは、ずっとそばに置いています。

2024年のはじまり 1月

2024-01-01

2024年が皆様にとって心身ともに健やかな年になりますように。

夢も現実も巻き込んで空へ向かう龍のように、しなやかさな強さを持つ一年にしたいです。

そう年賀状に書いたばかりで、恐ろしい能登半島地震のニュースが飛び込んできました。被災地のニュースが届くたびに胸をいため、どうか1日も早く安全な場所と安心できる時間が戻るようにと願う新年。

いつものように「おはよう」といえる朝がくることが、「おやすみ」と言えるあなたの存在が、どんなにありがたいことなのか改めて感じさせられます。

これまでは、青森から東京へ、東京からロシアへ、ロシアからイギリスへと、外へ外へ、次へ次へ、と向かってきた気持ちが、コロナを経て、戦争の終わりがみえないなかで、今は内へ内へと帰ってきて、奥へ奥へ自分のなかへ広がっていっているように感じます。

いまは日常のなかに自分なりの発見やちいさな幸せをみつけること、それを大好きな人たちと共感できることの尊さを大切にしていきたいなと思っています。

日々のことは、ひきつづきSNSで発信していきます。@yuri_ichinohe