【今日のロシア】日露和親条約が締結された長楽寺

2016-06-25

ペリー来航により日米和親条約が締結され、下田と函館の2港の開港が決まりました。即時開港したのが下田で、日本で最初に開港した港町として知られています。雨上がりの紫陽花が風情を醸し出しているペリーロードを歩きます。

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 小径を通って、日露和親条約が調印された大浦山 長楽寺へ。

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安政元年(1854年)、この長楽寺において、日本全権 筒井政憲・川路聖謨とロシア使節海軍中将プチャーチンとの数回におよぶ交渉の結果、日露和親条約(日露通好条約)が締結されました。ロシアとの交渉が始まった時、安政東海地震による津波で下田の街は大きな被害をうけました。下田港に寄港していたロシア艦船ディアナ号が沈没してしまったのもこのときです。交渉は一時延期となり、本来予定されていた場所から、高台に位置して被害の少なかった長楽寺に変更されて、締結に至ったそうです。

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これによって、国境が定まり、択捉・国後・歯舞・色丹は日本領に、千島列島はロシアに属し、樺太については日露両国人の雑居をみとめることになりました。(日露和親条約が締結された2月7日は、1981年から「北方領土の日」と定められています。)また安政2年(1854年)、先に締結された日米和親条約批准書の交換が、この長楽寺においておこなわれました。

 

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装飾の美しい真言宗の長楽寺の本堂へ。

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△ お釈迦様の足のうえに、自分の足をのせることができます。

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 境内には6角形の宝物館(資料館)が2つあり、受付で入館料を支払って入ります。片方はロシア関連のコレクションになっていました。

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 薄暗い室内に並ぶコレクション。係の方がご丁寧にひとつひとつ説明をしてくださいます。

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プチャーチン提督の胸像。手前が日本人が作成したもの、奥のレリーフがロシア人作成のもの。少し表情に違いがあって興味深いです。

 

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 日露和親条約の批准書の複製もありました。

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 ソ連時代から寄贈されてきた時代を感じさせるロシア雑貨の贈り物も展示されていました。

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かつては毎年のように、在日本ロシア大使館の方がご挨拶にみえたり、ロシアからの留学生グループを迎えたりしていたそう。ご案内くださった方は「ひそかに書記長も訪れた、そう確か・・・ブレジネフ!」なんておっしゃっていましたが、まさかまさかそんなことが・・・!?

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突然の土砂降りの雨のなかを長楽寺に駆け込んだのですが、こちらで雨宿りしながら拝観しているうちに霧雨となり、みるみる信じられないような青空が広がりました。記念にとお守りを頂いて、後光のさす長楽寺を後にします。

 

過去関連ブログ☆【今日のロシア】鳩山会館で日露修好160周年記念展オープニングセレモニー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日のロシア】下田開国博物館

2016-06-23

修善寺から、洞窟クルーズが人気の堂ヶ島を通り、南伊豆へ。綺麗な海と白い砂浜が見える露天風呂や絶品の金目鯛に舌鼓・・・。

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この日滞在したお宿には、食器棚にグジェリ焼きのカップ&ソーサーを発見。朝に美味しいパンケーキを焼いてくださった女性の方が、なんとついこの間ロシア・モスクワを旅行なさったばかりだとか!ここから下田へ向かいましたが、外国人の方も多くおみかけいたしました。

下田を訪れるのは2005年、日ロ修好150周年記念として、日露関係の将来を担う150名の日露の青年を船に乗せて、日露ゆかりの地を訪問しながら相互理解を深める回航事業が行われ、その式典司会を務めさせて頂いたとき以来でしょうか・・・。ちなみに2015年の日ロ修好160周年には、ロシア文化フェスティバル IN JAPANの記念展で司会をさせていただき、戸田造船郷土資料博物館を訪れました。

過去関連ブログ

記念展の舞台裏!戸田造船郷土資料博物館へ 〜前編〜

日本とロシアの交流のはじまり!戸田造船郷土資料博物館 〜後編〜

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下田開国博物館へもまいりました。(お写真はこちらより)

黒船の来航により、日本で一番最初に港が開かれた下田。館内は残念ながら撮影禁止ですが、アメリカのペリー提督や黒船艦隊について、それにつづくロシアのプチャーチン提督やディアナ号、日露和親条約について、それからアメリカ総領事タウンゼント・ハリスによるアメリカ領事館の開設や、その歴史の陰で時代に翻弄された唐人お吉や吉田松陰について・・・貴重なコレクションが展示されていました。初級・中級・上級とクイズの答えを探しながら進むことができます。

 

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ロシア関連の展示は『プチャーチンと和親条約』『モジャイスキーのカメラ』『ヘダ号の建造』『ゴシケビッチと橘耕斎』に大きく分けられていました。下田に残されていたプチャーチン愛用の鞄や、ロシア皇帝ニコライ1世からプチャーチンへ贈られたコップ、ディアナ号の遺品として見つかったロマノフ王朝の双頭の鷲の紋章のあるラッパなど。

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△『日本とロシアの交流』

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△『ディアナ号』ポストカード

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売店の一角には、ロシア雑貨コーナーもありました。