モスクワ通信『現在進行形のモスクワ観光スポット!ザリャージエ』

2021-07-25

(ロシア文化フェスティバルblogより)

夏休み到来!安心して海外旅行を楽しめるようになるまでにはもう少しかかりそうな今年は、ブログでモスクワ旅行気分はいかがでしょうか?先日開催された『新生ロシア30周年写真展』でも新観光スポットとしてご紹介しましたザリャージエを歩いてみましょう!(関連ブログ【モスクワ通信】新生ロシア連邦の誕生から30年・・・モスクワの10年をプレイバック!

モスクワ中心部、クレムリンと赤の広場のすぐ脇に、かつて3000室を超える巨大なロシアホテルが建っていました。初めてのロシア(ソ連)旅行で宿泊したのはここ、とおっしゃる方も多いホテルです。(ホテル・ウクライナ内にあるモスクワのジオラマの中でそのありし日の姿を見ることができます。(関連ブログ【モスクワ通信】セブンシスターズ(下)〜幻のソヴィエト宮殿に挑んだル・コルビュジエと現代のスターリン建築!?〜)そのロシアホテルが取り壊され、跡地に2017年9月にオープンしたのがザリャージエ公園 Парк «Зарядье» です。

【①ザリャージエといえばここ!パノラマ展望橋(Парящий мост)】

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△この羽を広げて空へ飛び立つ鳥のようなパノラマ展望デッキは人気の写真スポットです。モスクワ川に張り出しているため、モスクワ川の風を感じながら広い空に映えるクレムリンを背景に撮影できて、昼も夜も魅力的!

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△モスクワ川クルーズからは展望橋の形が綺麗に見えます。(→関連ブログモスクワ通信『モスクワ川クルーズへご案内!』

公式サイト:https://www.zaryadyepark.ru/services/paryashchiy-most/

 

【②新感覚4Dでモスクワ&ロシア観光飛行アトラクション】

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△Медиацентр (メディアセンター)では新感覚4Dでモスクワ&ロシア観光ができる飛行アトラクションに挑戦!モスクワ上空を飛ぶアトラクション”Полёт над Москвой”とロシア上空を飛ぶアトラクション”Полёт над Россией”があります(約20分間)。ロシア人にも人気なのでチケットはインターネットでの事前購入が安心です。

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△手荷物をロッカーに預け、まるで本当の飛行場のようなゲートに並びます。

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△モスクワ版では、モスクワの朝〜夜にかけて、鳥になったような気分でモスクワ飛行!ゴーリキー公園の門をすり抜け、クレムリンと赤の広場、ルジニキ・スタジアム、コローメンスコエの世界遺産、目抜き通りのトヴェルスカヤ通りの渋滞を眼下に、ボリショイ劇場の屋根の上を通り、ライトアップされたオスタンキノタワーを見下ろして、モスクワ市内に上がる花火のなかに飛び込みます!モスクワの夏を彩る噴水の上を飛び越えるときには、なんと本物の水しぶきも・・・!(動画はこちら

公式サイト: https://www.zaryadyepark.ru/schedule/11925/

 

【③夏でも10分間!極寒ロシアの氷の洞窟(Ледяная пещера)】

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△建物全体が氷の洞窟のよう!ここでは夏でも10分間、極寒ロシアの冬の冬を味わえます。

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上着を羽織ったり毛布にくるまったり、身支度を整えたらドアが開き、目の前に氷の世界が広がります!

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△空間アートのインスタレーション作家アレクサンドル・ポノマリョフ(Александр Пономарёв)さんと建築家のアレクセイ・コズィリ(Алексей Козырь)さんによるプロジェクト。厳しい自然の力を感じながら、曲線とライトの加減、そして訪れる人のアイディア次第でアーティスティックな写真が撮れます。巨大な建物外観と300ルーブルという入場料から、長い氷の迷路のような場所を探検するアトラクションのようなものを想像して意気揚々と乗り込んだのですが、実際にはかまくらのようなスペースでした。暑い夏の日には、涼をとる人でいっぱい!

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△ザリャージエ特製アイスクリームでひんやりエネルギー補給!ロシアの定番コップ型アイスのスタカンチクには涼しげなРусская Арктика(Russian Arctic)味、同じく棒付きアイスのエスキモーにはПодмосковные вечера(モスクワ郊外の夕べ)味などユニークな名前がついていました。

公式サイト:https://www.zaryadyepark.ru/services/ledenaya-peshchera/

 

【④コンサートホール ザリャージエ(Московский концертный зал «Зарядье»)】

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△ザリャージエのなかの新しいコンサート・ホールの屋根も展望橋のような形!世界3大音楽コンクールのひとつにも数えられる、4年に1度のチャイコフスキー国際コンクールの受賞者ガラ・コンサートは、これまでモスクワ音楽院大ホールで開催されてきましたが、2019年はここザリャージエのホールでした。

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△ステージを囲むように配置された客席と雪山のような流線を使い、壁はまるで雪の積もった白樺の木のよう。木の質感と新しいホールならではの木の香り。冬の雪山でかまくらのなかにいるようです。このホールの音響設計は、日本人の豊田泰久氏で、芸術監督を務めるのは、ロシアが誇る指揮者として君臨するヴァレリー・ゲルギエフ氏。

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△この日は、チャイコフスキーコンクールのピアノ部門で第2位を獲得した藤田真央さんが登場。コンクール予選中からモスクワの聴衆の心をときめかせ、何度もスタンディングオベーションを巻き起こし、登場するたびに「いったい今日ははどんな風に弾いてくれるのかしら?」会場はそんな期待に包まれます。

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△ホール入口を囲む円形ロビーには、チャイコフスキーやラフマニノフ、グリンカ、ショスタコーヴィチ、ムソルグスキー、リムスキーコルサコフ、シャリャーピン・・・ロシアの偉大な作曲家や演奏家、歌手の彫刻がずらり!ほかにも、公園内には眺めの良い屋外ステージもあり、魅力的なプログラムでいっぱいです。

公式サイト:  https://zaryadyehall.com/

 

【⑤キタイ・ゴーラトの古い城壁】

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△近代的なコンサートホールの横には、古い城壁も残っています。

 

【テーマはソ連と宇宙!レストランВосход(ヴァスホート) 】

お腹が空いてきたら、展望橋のそばにあるユニークなレストランВосход(ヴァスホート)もおすすめです。ソ連が開発した有人宇宙船の名前が店名になっており、テーマはソ連と宇宙!

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△テーブルや個室、お化粧室のなかまで、宇宙モチーフでデコレーションされています。

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△飲み物は、ミネラルたっぷりという黒いお水!その名もコスモス(ロシア語で宇宙の意味)

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△お料理はロシアや周辺諸国の旧ソ連圏メニュー。ビーフストロガノフを注文してみました。レジ横には宇宙食の自動販売機もあり、ボルシチの宇宙食も。

公式サイト: https://rappoport.restaurant/restaurant/voshod

 

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△美しい公園内は子どもたちの遊び場や噴水も楽しめてお散歩にぴったり!(関連サイトモスクワ通信『モスクワの宝石箱!夏空にきらめく噴水コレクション)「北方の風景(Северные ландшафты)」などテーマのあるガーデンもあり、遠くに見えるクレムリンや聖ワシリー聖堂とのコントラストがお楽しみいただけます。

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△ロシアとイギリスの貿易の始まりThe Old English Courtyard(Старый английский двор)(左)などの博物館や、美しい教会(右)も点在しています。(関連ブログ【モスクワ通信】新たな一面を発見!モスクワのなかのイギリスをピックアップ

 

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△ザリャージエ・グッズをはじめ、ロシアの昔ながらの冬のフェルト・ブーツ“ワーレンキ”を現代風にアレンジしたブーツやマトリョーシカ・モチーフのアクセサリーなどモスクワ土産のセレクトショップも。

遊んで学んで味わって・・・モスクワの今を満喫できる新しいエンターテインメント施設がつぎつぎに建設されている現在進行形の観光スポットです。

ザリャージエ公園 https://www.zaryadyepark.ru 

お庭の恵み、プラムでタルトづくり!イギリスとロシアの夏休み

2021-07-20

夏休み!親友の家にお泊まりした息子を迎えに・・・お庭には立派なプラムの木があり、たわわに実っています。

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木からもいでそのまま食べても甘酸っぱくて美味しい!

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△お裾分けいただいたので・・・プラムと洋梨でアーモンドタルトづくり。

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△息子の力作!せっかくなので、焼き立てを届けに出かけます。

午前中はそれぞれ、夏休みのサッカー・キャンプとテニス・キャンプへ。ランチは再び公園で合流してピクニックランチ。午後はお庭プールで涼みます。先日購入した水風船も大活躍!(七夕の天の川かき氷と1ポンドショップ)私も今日は仕事終了!テラスで冷えたスパークリングでも・・・

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△フィッシュ&チップスとソーセージ&チップス

THE夏休み!という毎日です。ロシアでも、夏はダーチャで採れた美味しいものをいただきました・・・!

関連

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ところで、息子の通っている現地校では、長い夏休みに宿題はありません!(推薦図書リストしか手渡されませんでした。)実は、モスクワで通っていたブリティッシュ系インターでもやっぱり夏休みは宿題なし。たっぷり休んでリフレッシュするもよし、家庭教師をつけたり家庭学習で力をつけるもよし、スポーツやアートなどさまざまな子供向けのキャンプやプログラムで世界を広げるもよし。日本では、たくさんのドリルに加え、読書感想文や自由研究、そして毎日の生活記録(ラジオ体操やお手伝いや植物のお世話や・・・)で今思うととっても忙しい夏を送っていました。これは大人も同様で、もちろん職種にもよりますが、イギリスでもロシアでも、現地企業の友人の多くはかなり早くからバケーションの計画を立てていました。「この時期はどうせ働いてもみんな休んでいていないから・・・」と1ヶ月程しっかりと休暇をとっている人も。

一方、日本企業の友人のひとりは、バケーション直前になりようやく代わりばんこに1、2週間ずつお休みをとっていました。「夏はどこへ行くの?早く予約しないといっぱいになっちゃうよ」なんてアドバイスされて、「でもまだ、夏休みがいつ取れるのわからないの・・・」と何度返事をしたことか。

さらに、休暇の長さによるところが多いのかもしれませんが、おやすみの過ごし方にも違いがあって、ロシアやイギリスでは。海の綺麗な場所やカントリーサイドで太陽の光を浴びて海を眺めてゆっくり過ごしたのよ、という友人が多いなか、日本人は朝一番から美術館&博物館を巡ったり、1日に3つの観光地をまわるツアーが人気だったりと、お休みの日までいかに効率的に有意義に過ごせるかがポイントになっていたりします。

働くときにしっかり働いて勉強するときにしっかり勉強して、休む時はしっかり休む!そんなスタイルが定着しているんですね。

伝統的なイギリスのサーカスGIFFORDSへ!イギリスとロシアのサーカスあれこれ

2021-07-19

イギリスで初めてのサーカスGIFFORDS CIRCUSに行ってきました!サーカス大国のロシアでは、迫力のアクロバットや動物のサーカス、そして珍しい猫のサーカスなどいろんなサーカスを体験しましたし、日本でも毎年夏休みのボリショイサーカスはお楽しみでしたが・・・伝統的なスタイルの野外テント小屋で楽しむのは初めて!雰囲気たっぷりです。

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△立て髪を綺麗に編み込みした美しい白馬

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ケルト民族のフェアリーたちが登場する今年のストーリー”The Hooley”、幻想的な生バンドの音楽にも惹き込まれます。Nell Giffordによって創設されたサーカスの創設20周年を記念したプログラムを用意していた2019年にNellさんが46歳の若さで亡くなってしまいました。コロナ禍で中止となったこの記念のプログラムは、姪のLil Riceさんに引き継がれて2021年に上演されました。

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△ペットはアイロン!?コミカルなパフォーマンスで大人気のピエロ

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△わたあめは、日本でもロシアでも、イギリスでもこどもたちに大人気!

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このマグカップの独特の形でお気づきの方もいらっしゃるでしょうか?Nellさんはなんと人気の陶器ブランドEmma Bridgewaterのデザイナーと姉妹で、このサーカスショップの人気マグカップはEmma Bridgewaterのもの。毎年変わる可愛らしいデザインをコレクションしている方も多いようです。

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毎年このサーカスで親戚がみんな集合するという素敵なお友達家族の仲間にいれてもらいました・・・なんて素敵な夏のはじまり!

ロシアのサーカスについてはこちら

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