年始に郵便博物館を訪れてから、街中のポストが気になります。(関連☆隠れたもうひとつの地下鉄に乗って郵便の歴史を辿る!郵便博物館)世界で最も早く近代の郵便制度が整備されたのはイギリスで、日本の郵便制度もイギリスを模範にしています。そのため、ポストも同じ赤色です。
△一般的なイギリスのポスト。このポストが設置された時代の国王のマーク(Royal Cypher)が付けられてい流のが特徴です。これはGRなのでジョージ5世(1910〜1936年)
△壁に埋まっているタイプの郵便ポスト。こちらが湖水地方のポストで、なんと『ピーターラビットのおはなし』のなかにも登場するポストです。
△ウィンザーの街でみかけたポストはVRなので最も古いヴィクトリア女王時代(1837〜1901年)のもの。(☆【英国のなかのロシア】日帰り旅 英国女王が週末をすごす世界最大最古のウィンザー城でみつけたロシア)
△エドワード7世のロイヤル・サイファ
△ERⅡは現在のエリザベス女王2世のロイヤル・サイファ。ロンドン五輪を記念して金色に塗られた珍しいポストです。
△イギリスで郵便局にはじめてお手紙を出しに行ったとき、切手を購入しようとして「ファースト?セカンド?」と尋ねられて「?」となりました。日本でいうところの「速達」と「普通郵便」でしょうか。
△編み物のポスト・アート!あなたを笑顔にするために♪Lovelyな1日を願って・・・とメッセージもありました。
ロシアと違って、イギリスは大丈夫でしょう!と思っていましたが、意外や意外、イギリスでも郵便事情は悩みがつきません。待てど暮らせどなかなか届かない小包や、届かずに日本へ舞い戻ってしまった小包や、結局届かずじまいだったお手紙も・・・。夜中にドンドン!と戸を叩く音がして、恐る恐る応対したら、通りに落ちていた泥だらけの手紙の一部を手にした男性が、「外国語の手紙だからきっと大切なものだろうと思って・・・」と親切に息子宛の手紙&写真を差し出してくれたこともありました。「配達済み」の通知がきたのに、いつまでも届かない!と電話してみたら、なんと不在だったから、とゴミ収集箱を置いている物置小屋に郵便物を置いて行った配達人さんもいれば、知らないご近所さんの荷物を不在だから数日預かって欲しい!と頼まれたことも。
ロシアの郵便事情についてはこちらの関連ブログをどうぞ
☆【モスクワの郵便事情 2017】郵便局、変わりました!