コンサートを聴きにモスクワ音楽院大ホールへ行ってきました♪
今晩の演目はミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団。
21歳のときにチャイコフスキーコンクールのピアノ部門で第1位となり、
世界的ピアニストとしての道を歩み始めたプレトニョフ
その物静かで知性的な佇まいと独創的な解釈の演奏で注目を集めてきました。
モスクワ音楽院の学生時代には作曲も学び、
チャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」などをピアノ用に編曲。
その後ピアニストとしてだけでなく指揮者としても活動するようになり、
弱冠33歳でロシアナショナル管弦楽団を創設しました。
西側で活動することも可能だったプレトニョフですが、NHKからの取材に対し、
「ロシアで、ロシア人によるオーケストラを創りたかった。
ロシアこそ、私が音楽活動をしたい場所なのだ」と語っています。
ソ連からロシアへ、1990年という激動の時期に
よい音楽を創ろうとプレトニョフのもとに
国中から集まった演奏家たちからなるオーケストラは、
ロシア初の民間オーケストラとしても注目を集めました。
(それまでは国立オーケストラしかなかったそうです)
デビューの場所でもあるというモスクワ音楽院大ホール。
今日はホールの様子もよく映っているこの映像でお楽しみください♪
Российский Национальный Оркестр
(The Russian National Orchestra)
公式HP http://www.russianarts.org/rno/index.cfm