久しぶりのアフタヌーンティ、1832 年創立の名門メンバーズクラブCarlton club(カールトン・クラブ)のウェリントン・ルームでアフタヌーンティー。
△フィンガーサンドイッチ(スモークサーモン&サワークリーム、きゅうり&クリームチーズ、エッグマヨネーズ)とスコーン(プレーンとフルーツ)にクロテッドクリームとジャムを添えて、そしてケーキ(ラズベリー・マカロン、チョコレートプラリネ・ムース、マドレーヌ、レモンメレンゲパイ)の3段に美味しいミルクティーとシャンパン。
△深い赤を基調にしたウェリントン・ルームには、ウェリントン公爵の大きな肖像画がかけられていました。ウェリントン・ブーツ(Wellington boot)の名前のもとになっている人物です。19世紀、初代ウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーが依頼して作らせた乗馬靴で、時代に合わせて革製からゴム製へと改良されていきました。第一次世界大戦、第二次世界大戦でも英国軍のために大量のウェリントン・ブーツの作成を依頼されたThe North British Rubber Company社(現在のハンター社)のブーツは、現在もとても人気があります。
ちょうど同じ日、息子はサイエンスの課外学習でハムステッドヒースへ。変わりやすいお天気の秋冬のヒースでは、ウェリントンブーツは必需品です。
△イギリスのハンター(HUNTER)のブーツは、日本でも人気。(フランスのエーグル(Aigle)と世界的にも人気を二分しているそう。)
△王室御用達の証、ロイヤルワラントもついています。
△ハムステッドヒースにある美しい白亜の邸宅ケンウッド・ハウス(【英国のなかのロシア】奴隷制廃止のきっかけは褐色の肌の伯爵令嬢!?プーシキンの孫も暮らしたケンウッド・ハウス)を訪れましたが、
△皆つぎつぎに駐車場でウェリントンブーツに履き替えて・・・
△ぬかるみの冬のヒースを元気よくお散歩していました。
△もみの木の販売もはじまっているようです。(☆ロンドンでも、本物のもみの木でクリスマス・ツリーを飾ろう!)
△街はイギリスの一大イベント、クリスマスに向かっています。