イギリスの学校では、普段が制服姿のためか、ジーンズを履いて行く日9月Jeans for Genes day、パジャマを着て行く日 11月のPJ day、10月31日Halloween、12月Christmas Jumper Day・・・など、ユニークなコスチュームで登校する日がとっても多い印象で、子どもたちの楽しみにもなっています。(☆まるでハリーポッターの世界!英国現地校の新学期&新生活)なかでも私のお気に入りは、3月第1週木曜日のWorld Book Day (ワールド ブック デー)です。(国連UNESCOの制定したWorld Book Dayは4月なのですが、イギリスではイースターのお休みと重ならないように3月第1木曜日にしているそうです)
イギリスの学校でも日本同様に読書をとても大切にしていますが、ワールドブックデーには、大好きな本のキャラクターに仮装して登校します。せっかくだからイギリスらしい本を・・・『シャーロック・ホームズ』や『チャーリーとチョコレート工場』など迷いましたが、やっぱり大好きなハリーポッターに。日本語、ロシア語、そして英語が揃います。ちなみに、ロシア語で『ハリーポッター』は、『Гарри Поттер ガリー・ポッテル』になります!(☆ハリーポッターでお馴染み!キングス・クロス駅の9¾ホームへ!)
△学校で配布されるトーケンを持っていくと、なんとたった1ポンドで、今年のワールドブックデーブックスのなかから1冊を購入することもできます。
まるで本から抜け出てきたような凝った衣装に身を包んでいる姿に惚れ惚れしたり、知らないキャラクターに出逢って新しい本の世界を広げてもらったり、仲良しのあの子の選んだ本に普段とは違う一面を発見したり・・・クラス写真も楽しいのですが、先生たちも本気です!
今年は101匹わんちゃん!いつも思いっきり楽しんでしまうのがイギリス流!
当日は、コスチュームパレードをしてベストドレッサー賞を選出したり、みんなの前で本をお勧めしあったり、作家を招いて講演会があったり、ブックセールがあったり、普段とは違う先生の教室にお邪魔して読み聞かせをしてもらったり・・・本をテーマにしたさまざまなワークショップ&イベントがあったりもして本好きにはたまらない1日です。