誰かに会うと「昨日の試合、見た?」「サッカー、見てる?」が挨拶がわりのモスクワです。日本戦のあとには、「日本チーム、素晴らしかった!!!」と立ち寄ったお店のロシア人店員さんにもにも通りすがりの外国人観光客の方にも声をかけていただきました。
惜敗のゲーム後に、サポーターの皆様が涙を流しながらもいつもようにゴミを集めて会場を清掃。また選手の皆様が自分たちのロッカールームを綺麗に整えて、ロシア語でСПАСИБО(ありがとう)のメッセージを残した一枚の写真が、Priscilla Janssenceさんのツイートによって世界中にシェアされて、素晴らしい試合に加えて素晴らしいスポーツマンシップに世界中から賞賛が集まりました。
夏休みということもあり、子どもたちもサッカーに夢中!ショッピングセンターや子どもデパートなどでは、子ども向けのサッカーイベントや、ミニ・サッカー場、サッカーゲームを楽しめる特設スペースが登場。
△こちらは子どもデパート。
ロシア代表の快進撃に比例して、ロシアの子どもたちのサッカー熱も高まっているように感じます。ロシア代表はもちろんお気に入りのユニフォームを着て歩いているサッカー少年にもよくすれ違います。そしてロシア初開催のワールドカップと日本代表の影響で、やっぱりサッカーに夢中の息子。ついに、中庭で朝から晩までサッカーをしているロシア人の子どもたちのなかに勇気を出して仲間入り。
「日本から来たの?じゃあ、日本代表VSロシア代表にしよう!」と一人の少年が提案すると、「ぼく、日本代表やりたい!」とつぎつぎに手を挙げる子どもたち。結果、すんなり2チームに分かれました。ここでも日本代表の人気を感じ、そして素晴らしい試合をしてくださった日本代表の選手たちに感謝する私たちなのでした。「お誕生日には、日本代表のユニフォームをもらってサッカーしたい!」のだそうです。
△手作りの腕章!一生懸命に色を塗ってイエローカードとレッドカードも作っていました。