2014年に新しく登場した地下鉄のスパルタク駅!
ロシアの地下鉄は地下宮殿か美術館のように各駅がそれぞれのテーマで美しく装飾されているのですが、スパルタク駅はもちろん、サッカーがテーマになっています。
△エスカレーターをあがると、サッカーボールをあしらったステンドグラス
地上へ出ると、すぐ脇に見える新しいスタジアム«Стадион “Спартак”»。ロシア・プレミアリーグのクラブ『スパルタク』のホームスタジアムです。今回のW杯のモスクワのスタジアムは、開幕戦と決勝戦が行われるルジニキと、もうひとつはこちらのスタジアムです。(収容人数45360人)
△アリーナのファサードは、古代ローマの剣闘士たちが身に付けていた鎖帷子のようになっていて、スパルタクのチーム・エンブレムにも使われている菱型モチーフでデザインされています。もし日本がHグループを1位通過で決勝リーグに進んだ場合には、7月3日にこのスパルタク・スタジアムで試合が開催される予定になっていました。
△スタジアムの前にも古代ローマの剣闘士に菱形を合わせた大きな銅像があります。スパルタクスは、ボリショイ・バレエでも人気の演目のひとつです。入り口の前とスタジアム内にも、偉大なサッカー選手を称えた銅像があるそうです。
△まだまだ燃えるものも燃えないものもゴミの分別が徹底されていないモスクワですが、スタジアム付近にはリサイクルを呼びかけるゴミ箱も発見!ワールドカップをきっかけに世界のサポーターをおもてなしすることで、今後こういう部分にも変化が見られていくのでしょう。
この時期、変わりやすいお天気のモスクワ。朝夕は肌寒く、昼は真夏の暑さ。サングラスや帽子なしではつらいほど陽射しが強くなったかと思うと、ばらばらと大粒の雨が落ちてきて嵐のような通り雨になったりもします。羽織ものや折り畳み傘を持っておでかけくださいね!
https://www.youtube.com/watch?v=x7aZNRRNVpQ
スパルタク・モスクワ公式サイト http://spartak.com