2016年待望のレフ・テルミン博士 生誕120周年記念関連イベント続々!テルミン博士の血縁で愛弟子のリディア・カヴィナにテルミン演奏法を師事した、日本におけるテルミン演奏の第一人者である竹内正実氏監修ならではの豪華イベントが目白押しです。まずは浜松市楽器博物館にて特別展『音楽と革命 それはテルミンから始まった〜20世紀と電子音楽の幕開け〜』
会期:2016/8/3 – 2016/8/31
監修:竹内正実
主催:浜松市楽器博物館
日 時:2016年8月7日(日) 開場18:30 開演19:00
入場料:一般3,000円、学生1,000円(24歳以下の学生) ※未就学児の入場はご遠慮ください。
※チケットは完売いたしました。
会 場:楽器博物館 天空ホール
チケット取り扱い:楽器博物館、アクトシティチケットセンター、浜松市文化振興財団オンラインショップ
※6月7日(火)より発売
お問合せ・チケット予約:楽器博物館(053-451-1128)
触れずに奏でる世界最古の電子楽器テルミンの発明者レフ・テルミン博士生誕120周年を記念してのレクチャーコンサート。ロシアからテルミン博士の実娘ナターリア・テルミン、ひ孫のピョートル・テルミン両氏を招き、博士の遺伝子を継ぐ演奏披露の他、激動のロシア-ソ連-ロシアを生きたレフ・テルミン博士の波乱で数奇な人生についても語っていただく。ナターリア・テルミン、ピョートル・テルミン両氏は初来日。
プログラム:ヴォカリーズ、アヴェマリア、ひばり 他
出演:ナターリア・テルミン(テルミン)
レフ・テルミン博士の実娘。世界でもっとも権威のあるテルミン奏者のうちの一人。晩年のレフ・テルミン博士に同行し、ソ連各地でテルミン演奏を披露し、東西冷戦終結後のテルミン博士再評価に際し、アメリカ、フランス、オランダ、スウェーデン等の世界的な音楽祭に招かれ、演奏を披露した。孫のピョートル・テルミン氏により創設されたロシアテルミンスクールのキュレーターも務める。1948年生まれ。
ピョートル・テルミン(テルミン)
レフ・テルミン博士直系のひ孫。テルミン奏者。ロシア語で記されたテルミンに関するwebポータルサイトを開設し、ロシアテルミンスクールを創設するなど、数多くの啓蒙、教育プロジェクを推進し、これまでになくロシアにおけるテルミンの認知度を高めた実績がある。1991年生まれ。
竹内正実(テルミン)
1993年ロシアに渡り、レフ・テルミン博士の血縁で愛弟子のリディア・カヴィナにテルミン演奏法を師事した、日本におけるテルミン演奏の第一人者。1998年から演奏教室の講座を担当し、延べ800名以上にテルミン演奏法を教授した。テルミンに関する著作、論文発表があり、CDアルバムを3枚リリースした他、著名ミュージシャンのCDへのゲスト参加多数。2001年日本オーディオ協会が選定する「音の匠」に選ばれる。2010年4月映画「のだめカンタービレ最終楽章・後編」において、テルミン演奏の吹き替えと演奏法指導を担当。 これまでに国内外で 250 回以上のコンサート出演、「トップランナー」「題名のない音楽会」をはじめ 180 回以上のテレビ・ラジオ番組出演経験がある。1967年生まれ。浜松市在住。
門田佳子(ピアノ)
桐朋学園大学卒業。米・インディアナ大学留学。東京・横浜・大阪・ロサンゼルスにてソロコンサート、ルーマニアにて国立オルテニア交響楽団と協奏曲を共演。2013~16年に元ウィーンフィル第2ヴァイオリン首席奏者ペーター・ヴェヒター氏と、2013年に元チェロ首席奏者フリードリッヒ・ドレシャル氏と共演。2000年からのテーマを決めた「フルートとピアノのコンサート」、2012年からのロシアの曲を広める「シビトゥーニヤ」、2015年からのクラリネットとフルートを交えた「ティータイムコンサート」シリーズは、それぞれ好評を博している。ソロ・伴奏・室内楽で幅広く活躍中。