【今日のロシア】谷中・カヤバ珈琲のルシアン

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大正5年に作られた出桁造りの町屋を使って、昭和13年に初代の萱場伊之助氏が創業した「カヤバ珈琲店」。昭和の風情と味をそのまま残した喫茶店は、谷中の憩いの場のひとつとして長年親しまれてきました。一度は閉店してしまったものの、再開を望むファンからの熱い声に答えて平成21年に復活!

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外観は大正の頃からほとんど変わらない佇まいです。お店の前には連日、長蛇の列が!外国人のお客さんも。

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看板や椅子、カウンター下の煉瓦、地元の職人さんによるドアなど、旧カヤバ珈琲店の名残を残しています。

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落ち着いた居心地の良い店内。開け放した窓からは風にそよぐ草花のむこうに谷中散歩を楽しむ人の姿が見えます。1階席と2階席のお座敷があります。お写真は店内に置かれた雑誌より。

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可愛らしいメニューには、コーヒーフロートやミルクセーキなど、喫茶店の定番メニューや茶色いカップのカフェ人気メニューに加え・・・一際目立つ、ルシアンの文字!

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旧カヤバの名物メニューで、コーヒーとココアを半分ずつブレンドした飲み物。私が知る限りロシアにはこんな飲み物はなかったと思うのですが・・・Russianと英語でも書かれていますもの、何かロシアにインスパイアされたのでしょうか!?

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ルシアンだけは、昭和を感じさせる小ぶりの白いカップで出てきます。ふんわりと優しいお味。昔おばあちゃんが作ってくれた粉末のミロみたい!

店内はにこやかな笑顔の若いスタッフの方が多いのですが、なぜルシアンと名付けられたのかは先代しかしらない謎なんだそうです・・・!

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一番人気の組み合わせ、ルシアンと卵サンドでランチ(半熟卵の卵焼きをマヨネーズをあわせている卵サンドも優しいお味)ランチ。

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少し歩いたところには、お店と工房と住まいが路地と座敷でつながって、谷中ビアホールや塩とオリーブの店などが展開されている『上野桜木あたり』に、KAYABA BAKERY(カヤバ ベーカリー)もあります。

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まさに、江戸からの歴史と文化を色濃く引き継ぎ、東京の古い暮らしのよさが満ちる場所です。

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