【今日のロシア】バレンタインデーと鳥のミルク

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バレンタインデーの今日、世界のバレンタインデー事情をご紹介したTOKYO FM セブンーイレブン presents PREMIUM SUNDAY♡

お隣の国の韓国では、2月14日バレンタイン、3月14日ホワイトデーのあとで、やっぱりお一人さまで過ごしている人のために4月14日ブラックデーがあるなんて驚きでした!さて、こちらも隣国のロシアでは、2月14日は“恋人たちの日”というイメージでとらえられていて、恋人たちがお互いに、お花やちょっとしたプレゼントを贈り合います。

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日本の「バレンタイン」のように、女性が男性をお祝いする日といえば2月23日の「祖国防衛軍の日(男性の日)」。チョコレートに限らず、お花やちょっとしたプレゼントを贈るのが一般的です。一方、男性が女性をお祝いするのが、3月8日の「国際婦人デー(女性の日)」です。この日の街は、チューリップやミモザなどの春のお花と華やかな女性たちの笑顔で溢れて、長い冬から一気に春がやってきたように感じます。すれ違う男性が皆、「おめでとう!」と声をかけてくれます。
 
そして、知られざるチョコレート大国のロシアから、珍しいチョコレート菓子をご紹介しました。

この世には存在しない“鳥のミルク”というユニークなネーミング♪
この世には存在しないほど美味しい!ということで、呼ばれるようになったそうです。

▲お土産用には小鳥が描かれた一口サイズのバージョンも。

 

▲断面はこんな感じです。

メレンゲとコンデンスミルクで出来たふわふわスフレを、ミルクチョコレートでコーティングしたそのお味は・・・糖分控えめの日本スイーツに慣れた私の舌には「甘い!!!!!!!」
とにかくお砂糖をたっぷり入れるのが贅沢だったソ連時代に生まれたお菓子なのです。

“鳥のミルク”にはケーキ版もあります。


▲火の鳥が描かれたパッケージも可愛いホールサイズ!


▲カットされたサイズも人気。

ケーキ版の“鳥のミルク”を考案したのは、モスクワの有名レストラン“プラーガ”のパティシエ。


▲レストラン プラーガ(チェコの首都プラハの意味)
1階はケーキやチョコレート、お総菜などの販売スペース。
2階~はレストランになっています。
レストランは「モスクワ・ホール」「ブラジル・ホール」などそれぞれの部屋にテーマがあり、メニューも異なります。まだ行ったことはないのですが「日本ホール」で味わう「日本メニュー」もあるそうですよ。


▲近所のスーパーの“鳥のミルク”コーナー。
今は本家本元のプラーガ以外にも、
味も種類もさまざまなものがモスクワ中で売られています。

ソ連時代にはお祝い事といえば“鳥のミルク”を求めて
モスクワっ子たちの長い行列ができたそうです。
輸入スイーツ全盛の現在でも、このお菓子を知らないロシア人はいません。 

 

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