よく熊にたとえられる森の民ロシア人ですが、“ロシア”と“熊“といえば・・・
△『3びきのくま』(福音館書店)バスネツォフ絵、おがさわら とよき訳
ロシアの文豪トルストイが、イギリスの昔話をもとに子どものための物語として書き上げた作品。(関連☆【モスクワで出逢う偉人シリーズ】文豪トルストイ)女の子が迷い込んでしまった森で見つけたのは、おとうさんぐまとおかあさんぐま、そしてちいさなくまのこが暮らす3びきのくまの家でした・・・!
△『マーシャとくま』(福音館書店)E・ラチョフ絵、M・ブラートフ再話、うちだりさこ訳
森で道に迷いくまにとらえられてしまった少女が、知恵を働かせて無事に家へ戻ってくるまでのストーリーです。
さて、ロシアでは今、アニメ版の『マーシャとくま』が子どもたちに大人気!もちろん、くまと賢いマーシャが出てきますが、おはなしは全く別のもの。おてんば少女のマーシャがくまをはじめ森の動物たちをふりまわす5分程度のユーモラスなアニメです。
△現代アニメ版の『Маша и Медведь(マーシャとくま)』
2009年頃からロシア第一チャンネルで、ソ連時代からつづく伝統的なこども番組『おやすみ、子供たち!』(Спокойной ночи, малыши!)で放映されて人気をあつめ、その後、ロシア国内のみならずフランスやカナダなど海外でも人気があるようです。(【ロシアのTV】【ロシアのなかの日本】ロシアアニメ«Маша и Медведь»マーシャとくま)