3月8日の国際婦人デーは、ロシアではとても盛大に祝われます!街中には春のお花が溢れ、女性たちの華やかな笑顔がいっぱいに咲いて、ひとあしはやくロシアに春がやってきます。街ゆく人が皆「おめでとう!」って言ってくれるので、なんだか女性であるだけで幸せな一日。あちらでもこちらでも、バラの花はもちろん、チューリップやミモザなど春のお花を買い求める男性の列!
日本では『国際婦人デー』としてはあまり祝われませんが、お祝い事はなんでも上手に取り入れる日本人のこと、最近ではこの日にあわせてミモザの花がフューチャーされたりしています。
さて、そんな今日は、ロシアの女帝のお紅茶を・・・!
エカテリーナ2世の赤いパッケージが印象的な【Чай ИМПЕРИЯ】。パッケージ側面には、アレクサンドル・プーシキンの韻文小説『エフゲニー・オネーギン』のなかのお茶にまつわる一節が引用されていました。
~ГЛАВА ПЯТАЯ XXXVI.~
И чай несут. Люблю я час
Определять обедом, чаем
И ужином. Мы время знаем
В деревне без больших сует.
個包装になっているティーバックをあけると、ふわりと立ちのぼるサクランボのフレーバーのスリランカ産セイロンティーです。実はこちらの商品に初めてであったのは日本の美術館の企画展に設営されたロシア土産品コーナーで、まだロシアナとして働く以前のことでした。その後ロシアのスーパーでは見かけることがなく、帰国後に日本でまた出逢いました。アメリカ・オレゴン州のTEAPORTS社から輸入されていますが、併記されていたサイトはリンク切れになっていました。
女性の皆さま、おめでとうございます!!素敵な一日をお過ごしくださいませ。