東京・目白にある切手の博物館。日本および世界各国の切手およそ35万種をはじめ、カバー封筒や図書、雑誌など切手の関係資料を保管し、研究調査するとともに、広く一般に公開して、郵便文化の振興と発展に寄与することを目的として設立されました。
△エントランスには赤いポストと切手をモチーフにしたモニュメント。電話ボックスやコインロッカーなどの館内表示も可愛らしい切手風。
△入り口を入って右手の1階展示室では、企画展が開催されています。現在は『海の珍生物(へんないきもの)』展。これまでの企画展にも、マトリョーシカ切手も展示された『世界のお人形』『あこがれの宇宙』『かわいいキノコ・キノコの魔法』『切手になった作曲家』など・・・ロシア切手に欠かせないモチーフの展示が。なお、2階は図書館、3階はイベントスペースになっています。
入り口を入って左手にすすむと、掲示板“世界の切手ショウルーム“。日本と世界各国の新発行切手が、日にち順に並んでいます(ロシア切手も何枚かありました!)。その奥にはミュージアムショップ、カウンターでは、テーマごとにストックブックに収められた切手を眺め、気に入ったものを購入することができます。カテゴリ「ロシア・ソ連」を見てみると…
△ロシアの声のすぐお隣、大好きなトレチャコフ美術館の150周年切手シートや、
△ラジオの父アレクサンドル・ポポフの生誕150周年記念切手、
△ロシアズベルバンク165周年切手。ロシア公務員であるロシアの声日本人アナウンサーのお給料は、ロシアに開設したズベルバンク口座にルーブルで支払われていました。
このほか、映画、音楽、テディベア、絵本などカテゴリーも豊富で・・・・切手初心者の私でも眺めているだけで楽しい!
さらに奥には、オリジナルのミュージアムグッズのほか、世界各国から取り寄せた郵便グッズ、絵ハガキ、外国切手を購入できる切手ショップが3店鋪あるとあって、平日の昼までしたが熱心な切手ファンが集まっていました。ロシア切手も探せば探すほどいろいろあって宝探しのよう!
正面入り口とは反対側にも小さな入り口があり、ここは可愛らしいサボテンがたくさん販売されている温室風の“サボテン相談室“で憩いのスペースになっています。小さなベンチと、ガラス戸の外にオープンカフェスペース(テーブル1椅子2)もあるので、設置されている自動販売機で飲み物を購入したり、持参したサンドイッチなどをつまむことも出来ます。
同じモチーフやテーマが、その国ごとに異なる雰囲気で表現されている切手の世界・・・とても興味深いです。