ロシアでもやっぱり春は桜?

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サクラサク春!桜と言えばやっぱり日本ですが・・・ロシアでも春になると桜の一種であるチェリョームハ(Черёмуха)が咲きます。4月下旬〜5月上旬にかけて、白い可憐な花がふんわりと咲きほこる美しさは、若草の草原に映えてなんとも爽やか。 以前ブログで、モスクワでも日本の桜が楽しめる場所をご紹介しましたが(過去関連ブログ☆モスクワ通信『日本庭園の桜、満開!』)、ロシアの桜もいいものですね。

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△こちらは、チェーホフの戯曲と同じ”桜の園”と名付けられたモスクワ北部の公園の散歩道。 この頃から明るい時間帯もぐんぐん長くなっていきます。4月後半のある日、日の出は4時50分、日の入りは20時3分でした。そして日本の鶯とはまた違う美声を響かせる夜鳴きウグイスの声が楽しめるようになります。陽射しも強くなり、真っ青な空をみあげると、ふわふわとポプラの綿毛が飛んでいたりも。

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△こちらは春を味わうチェリョームハのケーキ。最近は都心部のケーキ屋さんではあまり見かけませんが、昔はよく家庭で作られていたそうで、友人は“ソ連時代の懐かしいおばあちゃんの家の味”と話していました。茶色のスポンジ生地には混ぜ込まれたチェリョームハのぷつぷつとした食感があり、まわりは花のような真っ白なクリームに覆われています。

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△スーパーに売られていたチェリョームハ粉の箱には、もちろんチェリョームハ・ケーキのレシピが載っていました。

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△その美しさはロシアの芸術家たちを惹きつけ、絵画にもよく描かれています。サンクトペテルブルグのロシア美術館にあるペトロフ・ヴォドキンの絵画『グラスに活けたチェリョームハ(Черёмуха в стакане)』 さて、“春は桜”のイメージはロシアでも定着してきているのか、モスクワではさまざまな場所で桜をイメージした演出も定番になってきました。

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△マヤコスフカヤ駅前。夜にはライトアップされます。

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△新アルバート通り。よくみると枝には白い鳥かごや小鳥を発見できたりも。

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△旧アルバート通り。桜の木の下は人気スポット!

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△もはや春恒例!桜の木でデコレーションされたグム百貨店の噴水。こんなふうに街中もショッピングモールのなかも、とにかく桜のディスプレイでいっぱいです。

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△なんと満開の桜の木をモチーフにしたロシア製のポストカードも発見!

「ああ、いつか日本の桜を見に行ってみたいものだわ!日本の桜はこんな感じなの?」モスクワの桜デコレーションでお花見しながらロシア人の友人に質問されましたが・・・はかなく繊細な日本の桜に比べて、華やかでダイナミック!やっぱりこれはロシア版の桜、ですよね。

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