(ロシア文化フェスティバルblogより)
6月14日からスタートした新潟オープニング行事のなかでも、まっさきにチケットが完売した人気プログラムが、チェブラーシカの原作者であるウスペンスキー先生の講演会でした。新津美術館ではその後も、ロシア・アニメーション上映会のほか、8月17日まで『チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち』展が開催されています。
豊かな田園風景のむこうに現れる黄色い外壁のモダンな建物が新津美術館。鉄道の町らしく、正面玄関はラッセル車(除雪用の鉄道車両)がモチーフになっています。
白い大理石が印象的な明るい階段状のアトリウムには大きな原画パネルが用意され、チェブラーシカの世界に迷い込んだような気分に・・・
チェブラーシカに案内されて2階展示室へ。
キャラクター誕生からアニメーション完成までの秘蔵資料、実際に撮影に使用された人形や舞台装置などは、ファンならずとも必見!
さらに、アニメーションとはまたひと味違う世界観を醸し出す童話の挿絵原画はもちろん、ロシアの名作から現在活躍中の作家たちの原画も見ることが出来ます。オリンピックのマスコットやピンバッジなどのチェブラーシカ・グッズコレクションは、そのままチェブラーシカ博物館がひらけそうなほど!
日本特製のオリジナルグッズも充実しているミュージアムショップ、ぱらぱらアニメーション作りのワークショップや読み聞かせ、ミニコンサートなどの特別イベント以外にも、展示室では実際にロシアアニメがご覧頂けたり、塗り絵や絵本コーナーがあったり、大きなチェブラーシカと記念撮影ができたりと、親子でたっぷり楽しめます。
日本でもすっかり人気定番キャラクターのひとつに仲間入りしたチェブラーシカ。これって、日本人とロシア人が同じものに心を動かされ惹かれる、なによりの証拠ですよね。
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