(ロシア文化フェスティバルblogより)
ロシア文化フェスティバル2014 IN JAPANオープニングセレモニーに先駆けて、6月1日東京・毎日ホールでは、『ロシアコレクション・古写真展~明治の風景とそこにいた人々~』がスタートしました!
△コレクターのパーヴェル・ホロシロフ氏と古写真研究家の井桜直美さん
フェスティバルのロシア側組織委員会副委員長を務めるコレクターのパーヴェル・ホロシロフ氏も来日し、オープニングセレモニーで感謝の言葉を述べました。
「初訪日した 1980年に、日本の諸都市や、そこに住み都市空間を驚くべきエネルギーで満たしている人々、そして日本の都市建築の美学に触れ、日本への感謝と敬意を抱いた。この気持ちはずっと、私の意識、私の心に根を下ろしている。日本でどこの都市を訪れても、またどれだけ頻繁に訪れても、この最初に受けた印象は変わらず、また訪れたという想いを強める。これが私のコレクションにも現れないはずはない。
△古写真のイメージに合わせて当時を彷彿とさせる小道具が気分を盛り上げてくれます。
「文化とは、すべての時代において、世界にどんな風が吹いて国々や大陸どうしを分断したり統合したりしていても、国や民族による例外なく、あらゆる善意の人々を結びつける、ゆるぎない橋である。 2度目となるこの古写真展が、前回同様モスクワでも公開され、ロシアの人々の関心を引いて、日本似ついて、日本の歴史や文化人々を見て好きになることを期待している。」
△オープニングセレモニーにて
このほかセレモニーでは、日本写真家協会の田沼武能会長と古写真研究家の井桜直美さんが、それぞれ古写真の魅力や本展覧会の見どころについて解説しました。
「時代的な価値だけでなく、ロシア人のホロシロフさんを虜にした、古き良き日本の魅力、映っている日本人の表情にもぜひ注目してみてください!また、当時の東京のパノラマ写真などもありますので、現在と比較しながらお楽しみいただけます。」
ロシアコレクション古写真展は、6月10日まで東京で開催された後は、2014年ロシア文化フェスティバルオープニング記念プログラムのひとつとして、6月20日~29日まで新潟・新津美術館で開催されます。
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