クラスノヤルスク民族舞踊団のステージは、まるでファッションショーのよう!!
舞台裏には山のような衣装や小物!なにしろ一人で10着以上もの衣装チェンジがあるのです。
暗い舞台裏でも分かるようにダンサーはそれぞれ自分の場所を決めて、着替えやすいように支度しておきます。
曲と曲の合間のわずかな時間、舞台袖に引っ込むと同時に、つま先から頭のてっぺんまで目にもとまらぬ早業で変身!
そしてまた何事もなかったかのように優雅に舞台に登場していきます。
どれもこれも細かいところまで凝っていてしかも軽やかに踊れるように工夫されています。
カメラを向けるとポーズ!笑顔で記念撮影にも応じてくれました。
「私たちのコスチュームは本当に綺麗で、どこの国に行っても、いつも皆に褒められます!民族衣装といっても、もちろん、舞台用のもので、専門のところで作ってもらっています。その衣装によって地元クラスノヤルスクで作ったり、モスクワで作ってもらうものもあります。最初はデザイン画スケッチを、モスクワやサンクトペテルブルグ、クラスノヤルスクなどの画家に頼み、そのあとでそのなかから好きなデザインを選んで、製作を依頼します。ですからこんな美しい衣装ができるんですよ。」
いつか今度はクラスノヤルスクを訪れて、人気デザインのひとつだという“ロシア正教の教会風”衣装というのも見てみたいものです!