(ロシア文化フェスティバルblogより)
モスクワから飛行機で約1.5時間で行くことが出来る北の都サンクトペテルブルク。クラシックな趣きの寝台列車に乗ると、約8時間かけて翌朝には到着することができます。レニングラード駅、カザン駅、ヤロスラヴリ駅の3つの鉄道駅が集まっているコムソモール広場へ。
△モスクワ〜サンクトペテルブルグ間をつなぐ寝台特急やサプサンなどを利用できるのはレニングラード駅。サンクトペテルブルクはかつてレニングラードと呼ばれていました。ロシアでは、行き先の地名が駅名になっているため、モスクワにあるレニングラード駅です。
△ロシアでは、各車両の入り口でチケット確認をします。
△2人部屋の室内
△フルーツや軽食、ミネラルウォーターも用意されており、鉄道の絵柄の可愛らしいチョコレートは記念に持ち帰りました。
△充実のアメニティ・セット(スリッパ、歯磨きセット、石鹸、靴磨き、くし、ウェットティッシュ)
△シートの背もたれを下ろすとベッドに。座席の下はトランクなど荷物置きになっています。車両の前後にはトイレやチタン(湯沸し器サモワール)、車掌室があり、食堂車もついています。時刻は深夜、列車の揺れを感じつつ眠りにつきます・・・。
△そして朝!窓から差し込む朝日で目を覚ますと、テーブルいっぱいの朝ごはんが運ばれてきます。前日の夜のうちに、朝ごはんの希望(カーシャというロシアのお粥かロシア風クレープのブリヌイ、前菜はハムとチーズのどちらの盛り合わせがよいか、ジュースはリンゴ・オレンジ・トマトの何味がよいか)など部屋まで注文をとりにきてくれます。
△記念のお土産販売もありました。ロシア鉄道グッズも充実のラインナップ!
△ついにサンクトペテルブルクに到着!
△サンクトペテルブルクのモスクワ駅。
一方、日本の新幹線のような高速鉄道サプサン(はやぶさ)号を利用すれば約4時間で行くこともできます。
△同じように、車両の入り口でチケットを確認します。
△お席には、進行方向と逆方向があるので指定席の際はご注意を!清潔感があり快適なシート。車内販売もあります。Эконом класс(エコノミークラス)、Экономический +(エコノミープラス)、Бизнес класс(ビジネスクラス)、Первый класс(ファーストクラス)、個室もあるよう。5歳まではお席なしの利用も可で、10歳までは子ども料金でした。
△こちらはお食事代が込みになっているВагон-бистро 食堂車のテーブルつきボックス席。こちらは乗車券に2000ルーブル分のお食事券が込みになっています。
△メニューは主にロシア料理。スープ、サラダ&前菜、メイン、軽食のサンドイッチやロシア風クレープのブリヌイ、朝食メニュー、デザートにスナック、飲み物など(アルコールもあり)。
△一押しは、やはりシェフのおすすめ料理!きちんとお皿でサーブされました。
△それ以外のお料理は、パックを温める飛行機の機内食のようなタイプ。
△ボルシチ
△小さなカフェスペースやキオスクもあります。
△お席に置かれていた車内販売の雑誌。
△ロシア鉄道がスポンサーのサッカーチーム“ロコモチフ・モスクワ”のグッズ
△モスクワとサンクトペテルブルクの2都市で利用出来るメトロカード“トロイカ”発見!
△ロシア鉄道&サプサングッズ
△日本商品のブラシも販売されていました。
△2000ルーブル分のお料理を注文しきれない場合には、余ったお金でお買い物も出来ます。人気はサプサン・チョコレート。飛行機、そして寝台列車とサプサンに加えて、さらに今後サプサンよりも速い新列車も開通するようです。
さて、モスクワーサンクトペテルブルク間、あなたは何を利用しますか?
САПСАН https://xn--sapsa-07a.com/?mclid=6352393#/
РЖД(Российские железные дороги)http://www.rzd.ru