ソ連の作曲家アラム・ハチャトリアン作曲の
バレエ「Спартак(スパルタク)」
モスクワへ来て「ボリショイ・バレエで何がお勧めですか?」と尋ねたら
「すべて。でも、やはりまずは白鳥の湖、そして絶対にスパルタク!」
何人かの人がこう答えました。
「ダイナミックで情熱的で、まさにボリショイ(大きな)劇場にぴったりの
ダイナミックでスケールの大きなバレエなんだ!」
日本でも「スパルタクス」として知られるこのバレエ。
12万の奴隷反乱軍を率いてローマ帝国を脅かした
実在の人物がモチーフになっており、
初演がここ、モスクワのボリショイ劇場でした。
スパルタクとローマの執政官クラッスス、
強く純粋なスパルタクの妻フリーギアと
妖艶な魅力で迫るクラッススの愛人エギナ
それぞれの対比にも引きこまれます。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=Y5V9_H12Gcg
▲幕開けの部分
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=VfSTRp66J9w
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ウラジーミル・ワシリエフが演じるスパルタク。
何度観ても溜息の出る美しさ
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2008年にテレビ放映された「グリゴローヴィチが語るボリショイのスパルタク」
スパルタクの名場面やボリショイのダンサーたちへのインタビューも。