BS日テレ『世界神秘の道をゆく』 で千年の歴史を訪ねる母なるボルガ漫遊の旅が特集されました。モスクワから黄金の輪ウグリチ、ヤロスラヴリ、コストロマ、ニジニ・ノヴゴロド、カザン、レーニンの生家があるウリヤノフスク、国家の一大事のときにスターリンが逃げ込んだといわれる地下シェルターがあるサマーラ、ガガーリンの学んだサラトフ、ヴォルゴグラード、アストラハン・・・
黄金の輪のひとつヤロスラヴリでは、ガラス板に指をつかって油絵の具で描くアニメーション作家のアレクサンドル・ペトロフが、夢だったという故郷のアトリエが紹介されました。
ノルシュテインに師事し、2007年には日本の三鷹の森ジブリ美術館で『春のめざめ Моя любовь』も上映されました。
△Моя любовь『春の目覚め』
△ Старик и море『老人と海』
アストラハンで出逢ったカーチャの言葉。「ユーモアの助けと楽観主義の救いがなければロシアではやっていけないの。たとえばお財布のなかにお金がなかったり、戸棚のなかに食べ物がなかったり、心のなかに問題があったりしても、とりあえずにこっと笑うの。そうすれば人生は悪くないって思えるの。」