創立95周年を迎える全ロシア国立映画大学の卒業制作映画祭が、ロシア文化フェスティバル IN JAPANと日本映画大学の共催で実現することに!
創立95周年を迎える全ロシア国立映画大学は、ニキータ・ミハルコフ監督、アレクサンドル・ソクーロフ監督、アンドレイ・タルコフスキー監督をはじめ、映画好きならその名を知らない人はいない!日本でもその作品が公開されるような!ロシアを代表する映画人を多数輩出してきました。
☆全ロシア国立映画大学 ВГИГ
http://www.vgik.info
今回、日本映画大学では、ウラジーミル・マルイシェフ学長と、ソロヴィヨフ監督、アブドラシトフ監督の記念講演があり、歓迎レセプションでMCを務めてまいりました。
パーティでは、日本映画大学の佐藤忠男学長や安岡教授もスピーチなさいましたが、映画はもちろん、演劇や文学に国を挙げて取り組み(ソ連時代から国立大学がある)、また国民の心に根付いている部分(学校で子供たちが詩を暗唱したり、自国の古典が日々、市内の劇場で上演されているような)が、ロシア映画の素晴らしさに繋がっているのではないかとおっしゃっていました。
来賓でご祝辞をいただいた駐日ロシア大使も、現在進行中の日ロ合作映画『イエレイさん』にふれていらっしゃいましたが、このイベントによって、大学相互の協力関係も築かれました。
この日は暖かみのあるオレンジに波をあしらった着物にしてみましたが、日本とロシアの若者たちが、映画を通じて交流し、また映画界に新たなビックウェーブを作っていってくださることでしょう・・・!
ところで、ロシアの声的に注目は、モスクワ放送の元アナウンサーであり、モスクワ滞在中にこの全ロシア国立映画大学を卒業した河崎保さんの卒業制作『毒』が公開されたこと。さらに、行方不明になっていた、河崎監督&岡田嘉子さん出演の『モスクワの日本人』のフィルムが手渡されたこと!!!
この上映会についてはまたぜひご報告いたします。
なお、ハバロフスク支局で活躍され、70周年パーティのときにはお目にかかれなかった新藤伸恵さんにもお会いすることが出来ました!ロシアの声のOBOGは、今もロシアを愛し、日本で活躍されていらっしゃいます!