大きなものが好きな大きい国ロシア。
道路の幅や長さ、看板の大きさ、建物の大きさ、ロシア人の体格・・・すべてが大きくて、なんだかガリバーの国に来たような気がします。
モスクワにある巨大なもの、といってまず思い浮かぶのは
△モスクワ川の Памятники Петру I ピョートル大帝像(1997年97m)。モスクワ中に大きな人物(偉人)の大きな銅像を作り、また世界中に大きな人物(著名人)の大きな像を作って贈っているズラフ・ツェレテリ作。日本では、鳩山会館に鳩山一郎像があります。
△そして、Останкинская телебашня オスタンキノテレビ塔でしょうか(1967年540m)。私がモスクワにいる間は改装中だったのですが、現在は展望台まで登ってモスクワ市内を一望できるそうです)2007年に40周年を迎え、公式サイトでは10時〜13時の見学案内のほかWebカメラもご覧頂けます。
一方、東京では、やはりНебесного дерева Токио スカイツリー&Телевизионная башня Токио東京タワー、そして大仏でしょうか。
東京に大仏があったなんて・・・!最近お気に入りのカルタ絵札に描かれた大仏を見て不思議そうだった息子に本物をみせてあげたいなと思い、調べていて発見しました。ロシア版ウィキペディアДайбуцу欄でも紹介されている乗蓮寺の大仏は12.5mで青銅製の鋳造大仏としては奈良、鎌倉につづくものだそう。穏やかで心のなかまで見透かすような大仏の表情とお寺独特の静謐な空間に小雨が降り注ぐ午後のひとときでした。
(写真はwikipediaより)