2014午年も残すところわずかとなってまいりました。
ロシアでは新年に小さなプレゼントを贈り合う習慣があります。干支にちなんだ贈り物も人気です。はこちらは今年のはじめに私のロシアのお母さんからもらったロシア製回転木馬のオルゴール。
☆モスクワ通信.ru ロシアの年末年始
親友の母である私の“ロシアのお母さん“は、息子にもいつも贈り物を届けてくれます。たとえば・・・
こちらのお人形は、スイッチを入れると、人間の声を真似しておしゃべりします。民族衣装の赤いサラファンがよく似合う“ロシア版ファービー人形“といったところでしょうか。親友が幼い頃にも遊んだそうです。
ところで、お人形が入っていたパッケージには“賢い猫“と書いてあります。“賢い少女“の間違いでは!?と思って聞いてみると、店員が間違ったんじゃない?とのこと。日本では考えられませんが、ロシアではそんなことがよく起こりました。商品をそのままポンッと渡されたり、手近にある箱や袋に入れてくれたり(別のお店のものでもお構いなし!笑)渡すロシア人も受け取るロシア人もにっこり笑って「あらご親切にどうも」「いえいえ、お易い御用よ」なんて・・・!
ビジネス相手ならば、このギャップを埋めながらお仕事するのは大変なのですが(日本人は包装込みで商品を捉える、サービスの一環として同じ包装をすることにこだわる、包装は自社の宣伝を兼ねている、など日本人の価値観を伝える。)、ここは形にこだわらず気持ちを大切にするロシア人の素敵なところでもあります。