浦和のロイヤルパインズホテル内のうらわ美術館にて「ボンジュール!フランスの絵本たち -カストール文庫やババール絵本の誕生を中心に-」が開催されているそうです。 http://uam.urawa.saitama.jp/tenranjikai_doc.htm
大学院時代に亡命ロシア文化を研究されていらっしゃり、この情報をお知らせ下さった森田まり子さん。同じ時期にモスクワにいらしたのですが、現在は日本国登録有形文化財 懐石料理 二木屋のマネージャーをなさっています。お写真は森田さんのブログより。
「フランスの絵本、だけれど、多くの亡命ロシア人画家による素敵な作品に出逢えます。」と教えてくださった森田さん。 「20世紀フランス絵本界をリードし、フランスの絵本史のターニングポイントとなった「カストール文庫」がとりあげられています。
創設者のポール・フォシェは、ナタリー・パラン、エレーヌ・ゲルティック、イワン・ビリービン、フョードル・ロジャンコフスキーといった亡命ロシア人画家(帝政ロシア出身でヨーロッパに移住したロシア人)たちと組んで、絵本シリーズを刊行しました。
ロシアの伝統的な文化やアールヌーヴォー、アヴァンギャルドの影響を色濃く反映しているこれらのイラストが、今のフランス絵本のベースの一部になっているのがなんだか不思議な感じです。
亡命ロシア文化の懐の深さを感じる一時でした。」
そんなふうに感想を綴っていらっしゃいます。
創設者のポール・フォシェは、ナタリー・パラン、エレーヌ・ゲルティック、イワン・ビリービン、フョードル・ロジャンコフスキーといった亡命ロシア人画家(帝政ロシア出身でヨーロッパに移住したロシア人)たちと組んで、絵本シリーズを刊行しました。
ロシアの伝統的な文化やアールヌーヴォー、アヴァンギャルドの影響を色濃く反映しているこれらのイラストが、今のフランス絵本のベースの一部になっているのがなんだか不思議な感じです。
亡命ロシア文化の懐の深さを感じる一時でした。」
そんなふうに感想を綴っていらっしゃいます。