【今日のロシア】小山内薫より鷗外への賀状

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底冷えのする一日でしたね。センター試験だった皆様、寒いなか本当におつかれさまでした!
そして今日は、152回目の、森鷗外のお誕生日…ということで、久しぶりに観潮楼へ。

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およそ百年前の明治39年の午年、森鴎外は日露戦争の戦場から観潮楼に帰還しました。この年に受け取った賀状を展示した『鴎外への賀状』展には、小説家や詩人、歌人、俳人、画家など文化人や、軍人、学者など各界で活躍する人物からの個性あふれる、またプライベートならではの打ち解けた雰囲気の賀状が展示されていました。昭和2年11月、ロシア革命10周年記念祭に国賓として招待された劇作家、演出家、批評家の小山内薫からのものもありました。小山内薫は1912-1913年に渡欧し、各国の劇場に足繁く通いましたが、なかでもモスクワ芸術座による『どん底』は2回も観て、俳優・演出家スタニスラフスキーの自宅にも招かれたと言われています。土方与志と共に創立した築地小劇場では、チェーホフやゴーリキーなどのロシア戯曲を上演しました。

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さて、昔は海が、今はスカイツリーが見える観潮楼は、企画展も素晴らしく居心地のよい記念館です。
5歳で論語を学び、飛び級で東大医学部に入学する天才ぶりやドイツ留学エピソードはもちろん、於兎&茉莉&杏奴&類のニ男二女の良きパッパぶりも、心あたたまる自筆絵はがきなどで楽しめます。

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