モスクワ音楽院の付属中央高校&モスクワ音楽院をどちらも首席で卒業!現在大学院生として、ロシアを拠点に世界に羽ばたくヴァイオリニスト田部絢子さんのヴァイオリンリサイタルでMCを務めて参りました。
▲田部絢子さん(中央)、ピアニスト河地恵理子さん(向かって左)と。
日本は春の連休中…ちょうどロシアも5月1日に『春と労働の日』でしたが、ステージもベートーヴェンの「ヴァイオリンソナタ第五番 春」で始まりました。
▲日本の伝統文化である着物を、さまざまなニーズに合わせて生まれ変わらせるデザイナーとして各界のアーティストに定評がある水谷哲也さん(公式サイトはこちら)。
この日、絢子さんは春らしい黄色の着物ドレスで登場し、第二部は新作の帯ドレスへ…世界にたったひとつのドレスには絢子さんの、そして水谷さんの心意気と日本人の誇りが感じられます。
途中でインタビューコーナーも。絢子さんの目から見たロシアの魅力や寒い冬の楽しみ方、得意のイラストについても。プーランク「ヴァイオリンソナタ」、民族的色彩豊かな音色をお楽しみいただくピアソラの「アヴェマリア」や「マロン&ブルー」、そしてサラ=サーテを5曲「マラゲーニャ」、「ハバネラ」「アンダルシアのロマンス」「アンダルシアのセレナーデ」「序奏とタランテラ」
▲親友ターニャも来てくれました。
小さいときにヴァイオリンを弾いていたターニャに、以前から絢子さんの演奏の素晴らしさを聞いていたので、今回MCのお話を頂いてご縁を感じました。
中学卒業後16歳から10年間、モスクワ音楽院付属中央高校→音楽院→大学院と、研鑽を積み、ロシアを拠点に活躍されている絢子さん。いつも応援してくださっているファンの皆様のために・・・と、地元である所沢で開催された特別コンサートだけに、会場は春のような温かさに包まれていました。
▲航空公園駅前には、飛行機が!
ここから会場まで爽やかな並木道がつづきます。
心と身体一杯に、春が広がるような一日でした。