2012年どんな新年を迎えていらっしゃいますか?
昨年は辛いニュースも多い一年でしたが、ロシアをはじめ世界中のたくさんの国々から激励のメッセージや支援をいただいたり、ラジオが改めて見直されて声や音楽を通して勇気づけられたり、つながっていることをかんじられたり。そしてなんといっても家族のありがたさ、かけがえのなさ、絆を感じることのできる年でもありました。
被災地のひとつ岩手県出身の詩人、宮沢賢治の言葉もよく紹介されていましたが、そこに込められている「喜びも悲しみも、動物も植物も、誕生と死も、あなたも私も、世の中のすべてのものがつながっているのだ」という想いが、特に心に響きました。
多くの人がそうであるように、私も自分に何が出来るのかかんがえながら進んでいけたらと思っています。
2011年は、ロシアの声だけでなく、日本のラジオでもお仕事をはじめることができ、また私生活では息子が誕生しました。幸せそうにおっぱいを飲んでいる息子の顔をみていると、明日が平和であってほしい、大切な人に笑顔でいてほしいと心から願わずにいられません。
ちいさなことしかできませんが、目の前にあるひとつひとつのお仕事や、一杯のお水やご飯、ひとり一人との出会いを大切に丁寧に積み重ねていけるような、そんな2012年にしたいと思っています。
そして、今年は“たつ”どしということで“た”のしいことが“つ”づく一年になればと願っています!