世界三大宗教の聖地があるエルサレム。イエス・キリストが十字架を背負い、ゴルゴダの丘まで歩いたとされるキリスト教徒にとっての聖なる道ヴィア・ドロローサから、イエスが昇天したとされるオリーブ山へ。
△イエスが昇天した昇天教会
△内部には、昇天するイエスの足跡が残っていました。
△予言者の墓が並ぶ、真っ暗な洞窟!
△1人1本の蝋燭を渡され、闇のなかを灯りをたよりにすすみます。
△マグダラのマリア教会(ロシア正教会)の敷地にある十字架
△ロシア皇帝アレクサンドル3世が、母マリアとマグダラのマリアのふたりのマリアを記念して建てた教会。
△ゲッセマネの園に残る8本のオリーブの木は、ずっと受け継がれてきたものだそう。かつてこの辺り一帯はオリーブ林だった名残りで、イエスがここを訪れ祈りを捧げていたとされています。
△マリアの墓の教会
△オリーブ山の絶景を眺めながら、急勾配の坂をゆっくり下りていきます。点在する教会など見どころを巡ると、必ず可愛らしい猫に出逢いました。
そして、オリーブ山から神殿の丘へ移動します。
△神殿の丘から見えたマグダラ・マリア教会。
△予言者ムハンマドが天使を従えて昇天した場所に建つ、岩のドーム。イスラム教徒にとって第3のメッカといわれています。
△ユダヤ民族の心のよりどころ、嘆きの壁(西の壁)
△男性用。入り口に貸し出し用のキッパ(ユダヤ教徒の男性が頭にかぶる帽子)がありました。
△女性用。壁に頭を寄せ手をあてて、祈りを捧げる人や涙を流す人。
△壁の石の隙間に、願いを記した小さな紙を挟み込みます。壁に生えた草をつたって流れる夜露がユダヤ人の涙のよう・・・といわれています。
△市場のチャイハナでは、水煙草やチャイを楽しむ人たち
キリスト教徒は、ヴィア・ドロローサからオリーブ山へと巡礼し、ユダヤ教徒は嘆きの壁に集まり、キッパを頭に乗せた超正統派と呼ばれる伝道師たちが街を闊歩し、イスラム寺院からはコーランが流れメッカの方角へ向かって祈りを捧げ、世界中から信者が集まり、市場では生活が営まれています。