食も独特なタタルスタン!クレムリンのなかのカフェでは、タタール風お茶会へ。
△タタール語で‘’三角形”という意味のタタール風ピロシキ!なかにはジャガイモとお肉と玉ねぎが入っていて軽食にもぴったり。カザンにはこのピロシキの銅像もあるそう!Памятник татарскому пирожку “Эчпочмак” (Monument to Tatar Pie “Echpochmak”)。平たい半月型のものは、クレープのような生地にマッシュポテトがはさんでありました。
△お茶会をご一緒したタタルスタンの男性は、とにかくこれが大好物とのこと!サクっとした生地のなかに甘く煮たお米やレーズン、カッテージチーズなど?がずっしりと入っているお料理を目の前で切り分けてくださいました。綺麗なのでお祝いやおもてなしの席にも喜ばれるそう。奥には、これぞタタルスタン土産の代表ともいえるチャクチャク。(モスクワのスーパーでも売られています。)小麦粉を練った生地を油で揚げて、蜂蜜で固めたもの。日帰り旅の間にもあちらこちらでみかけ試食しましたが、シンプルなレシピながらそれぞれに全く違うお味!こちらのものは、さくさくと柔らかいかりんとうのようで絶品でした。市内にはチャクチャク・ミュージアムもあるそう。こちらもぜひ行ってみたいです!お砂糖と蜂蜜で出来た細い糸で白いちいさな三角錐の形をつくった伝統菓子も。上品な甘さで口のなかでほろほろとほどけていきます。
クレムリンを観光して『カザンの聖母』に出逢い、モスクワ〜カザンへの日帰り旅の残り時間もあとわずか・・・街中を散策して独特の色使いの可愛らしい建物を眺めつつ、
ホテルやレストラン、ギャラリー、タタルスタンの文化に触れることが出来るマスタークラスやお土産などさまざまなショップの複合施設 «Татарская Усадьба»へやってきました。
△お土産に人気のチャクチャクと馬肉のサラミ
クレムリンとクル=シャーリフ・モスクの美しいライトアップを眺めつつ、レストランでタタルスタン料理に舌鼓。馬肉のサラミと野菜の前菜、細く刻んだ麺をブイヨンで煮込んだスープ、柔らかい馬肉のステーキ・・・!
エキゾチック!カザン、またぜひ訪れたいと思います。