モスクワへ来たら、やっぱりここから!Красная площадь 赤の広場!
春夏秋冬、朝昼夜、いつ訪れても独特の魅力があり、ロシアの中心モスクワにいることを実感できます。初めてここへ立った日、放送局『ロシアの声』から歩いて先輩アナウンサーと訪れた雨上がりの日、凍るような寒さのなか親友とクレムリン時計でカウントダウンし花火をみた新年、家族で記念写真を撮った日・・・思い出の瞬間が甦ります。当時красный(赤い)という形容詞が“美しい”という意味も持っていたため名付けられた美しき広場です。
△正面には美しい玉ねぎ屋根の聖ワシリー聖堂。そのあまりの美しさに、イワン雷帝はもう二度とこれに勝る建築物が誕生することのないように設計者の目をつぶしてしまったと言う逸話すら残っています。
△右にはクレムリンの赤い城壁と赤いルビーの星。15分おきにスパスカヤ塔の時計の音が響きます。プーチン大統領の執務室がある大統領府の丸屋根にロシア国旗がある日は、執務中の証です。
△レーニン廟
△左には国営百貨店グム。冬にはここに屋外スケート場が広がります。
△後ろには国立歴史博物館。赤煉瓦に雪が積もったような白銀の屋根の美しい建物です。ここには古代から19世紀までのロシアの歴史を語る収蔵品が展示されています。(現代ロシアの歴史は、ロシア現代史博物館に収蔵)
歴史を感じる長方形の広場の石畳をゆっくりとすすみます。
△ヴァスクレセンスキー門をくぐり国立歴史博物館の裏手にまわると、ゲオルギー・ジューコフ元帥の騎馬像。
△目の前にはマネージナヤ広場が広がります。地下鉄Охотний ряд駅に連結した地下のショッピング・モール ТЦ «Охотный ряд»の天井ドームにもなっているモニュメントはゆっくりと回転しています。
△赤の広場を背にすると目の前にまっすぐに延びるのが目抜き通りのトヴェルスカヤ通り、左手側には老舗ホテル・ナツィオナリ、右手側にはフォーシーズンズ・ホテル。クラシックな街並が美しくライトアップされています。