幼稚園のお友達に誘われて、東京ドームシティにあるムーミン ベーカリー&カフェへ。
フィンランドの作家トーベ・ヤンソンによって描かれた、フィンランドのどこかにある妖精たちの住むムーミン谷で暮らすムーミン一家のお話は、日本でもとても人気があります。ムーミンの家をイメージしたカフェ外観には白樺が使用されていて、どこかロシアにも似ています。
そういえば、サンクトペテルブルグにはフィンランド駅があって(ロシアには現在地ではなく目的地の名前がついた面白い駅があります)、日帰りで鉄道旅も楽しめるのです。
ムーミンの世界をテーマにした店内では、人気のキャラクターたちのおおきなぬいぐるみたちと一緒にお食事を楽しむことができます。(スタッフの方が、様子をみて、つぎつぎにキャラクターを交換にきてくださるので、まるでお見合いのように!?いろいろなキャラクターと相席できます)
息子たちは、ムーミンの顔を型どったご飯が可愛らしいお子様ランチ。そして私は北欧プレートを注文してみました。ビーツのマリネとサワークリーム、ディルの香りが食欲をそそるサーモンのクリームスープなど、やっぱりどこかロシアに似ています。ムーミンのシルエットカフェラテも可愛らしくて飲むのがもったいない!
北欧パンはバイキングになっています。トングがニョロニョロになっていたり、ちいさな遊び心に溢れています。
黒パン(ライ麦パン)の種類も豊富!黒蜜が入ってほんのり甘く、ライ麦の押麦やひまわりの種が入っている“スニフの黒パン”は息子も大好きでした。併設のベーカリーでお土産に買うことも出来ます。
△こんな可愛いパンケーキもありました。
ムーミンカフェを満喫したあとは、遊園地でお友達と回転木馬やゴーカートに乗ったりして、たっぷり遊んだ一日でした。
翌朝からは、久しぶりにお土産でもらったムーミン・マグカップを出してミルクを飲み、幼稚園から帰ると『楽しいムーミン一家』を1話ずつ観るのを楽しみにしている息子です。
ところで、ロシアにはロシア版ムーミンが存在します。アメリカのソビエトが対立していた時代に、アメリカで人気のディズニーアニメ、たとえばくまのプーさんのソビエト版『くまのプーさん』が作られてしまったように、ムーミンもソビエト版が存在するのです。
△クレイアニメのバージョンのソ連版ムーミン。本家本元のムーミンとは別物の魅力があります!
△アニメのソ連版ムーミン。くまのプーさんもそうですが、本家本元とはだいぶ雰囲気が違って、なんだかちょっと笑えます。(過去関連ブログ☆ロシアでは、こちらが、クマのプーさん!)