『ロシア文化フェスティバル2016 IN JAPAN』クロージング記念コンサートは、サンクトペテルブルグ室内合奏団による『クリスマス/アヴェ・マリア』でした。クリスマスにぴったりの名曲が詰め込まれていて、毎年満員御礼の大人気コンサートです。
このコンサートを聴くだけで心が洗われて最高のクリスマスを堪能できる、そんなひととき。しかも会場は、何度訪れてもその美しさにうっとりのオペラシティ・コンサートホール。ステージにはクリスマスツリーが光り、クリスマスムードを盛り上げます。
△こちらはNHKEテレ『ららら♪クラシック』クリスマス特集“アヴェ・マリア誕生秘話”より。メロディーを耳にするとどれも馴染み深い3大アヴェ・マリアそれぞれの魅力が紐解かれます。グノー、シューベルトと並んで有名なカッチーニのアヴェ・マリアは、実は、ロシアのリュートおよびギター奏者ウラディーミル・ヴァヴィロフが作曲し、自らの名を隠してカッチーニが作曲したと語っていたのでは?と推察。
△『16-17世紀のリュート音楽』と題されたこちらのレコードが、カッチーニのアヴェ・マリアが収録されて初めて世に出たものだと考えられているそうです。
△裏の楽曲リストの3曲目にアヴェ・マリアがあります。作者は16世紀の作曲家で名前は分からない、と記されています。
コンサート開演前には、日露両国代表としてミハイル・シュビトコイ大統領文化特別代理と高村正彦自民党副総裁がご挨拶なさるなどロシア文化フェスティバル IN JAPAN クロージングセレモニーが開催され、MCを務めさせて頂きました。有り難いことに今年で10年目!クラシックコンサートの司会でも何度もお世話になり想い出いっぱいのオペラシティ!そういえば、両親を初めて招いたのもこのホールでした。