ロシアの翻訳絵本出版と原書絵本のウェブショップ販売をしていらっしゃる『КАРАНДАШ カランダーシ』さん。
カランダーシ出版の2冊の絵本をご紹介いたします。
①まずひとつめは、『うさぎのいえ』(絵: エウゲーニー・M・ラチョフ、監訳: 牧野原 羊子、カランダーシ出版)
△きつねに騙されて家をとられてしまったうさぎを助けるためいに、つぎつぎと動物たちが現れて・・・。
△ラチョフの絵本は、これからの季節にぴったりの名作絵本『てぶくろ』(福音館書店)が日本でも愛され読み継がれています。どちらの作品も動物たちが本当に素敵なんですよね。
(過去関連ブログ☆【今日のロシア】ウクライナ民話てぶくろ)
△『うさぎのいえ』はかつて、福音館書店から、内田莉莎子さん再話、丸木俊さん画で出版されていましたが、すでに絶版になってしまいました。
②そして2冊目は新刊の『わいわいきのこのおいわいかい』(絵:タチヤーナ・マーヴリナ、文 :レーマ・ペトルシャーンスカヤ、翻訳:まきのはら ようこ、きのこ監修・解説 : 保坂 健太郎、カランダーシ出版)
△その作品がロシア美術館やトレチャコフ美術館、プーシキン美術館などに収蔵されているロシア人画家マーヴリナが描くきのこのお話です。おじいさんきのこのお祝い会にきのこが次々にたずねてきます。親しみやすく、特徴がきちんと表現された13種類のきのこが種類名で登場。きっと、知らずにきのこの名前を覚えてしまうことでしょう。(公式サイトより)
△一度見たら忘れられず、目が釘付けになるマーヴリナの世界!下記はすべてではありませんが、日本でもすでにたくさんの本でその作品をみることができます。
- 『おかしのくに』みやかわやすえ訳、福音館書館
- 『いりえのほとり』 プーシキン作、内田莉莎子訳、ほるぷ出版
- 『回転木馬』エヌ・カルパコーヴァ作、たなかやすこ訳、ほるぷ出版
- 『ロシアの昔話』内田莉莎子編・訳、福音館書店
- 『メルヘン・アルファベット ロシア昔話』田中友子訳・文、ネット武蔵野
- 『太陽と月とカラス』斉藤君子文、ネット武蔵野
- 『ちょうちょう』中村千春訳、新読書社
- 『ロシアの昔話』内田莉莎子編・訳、福音館書店
- 『ゆき』ブック・グローブ社
- 『銀色の馬 ロシアの民話 ソビエトの子どもの本シリーズ 新読書社
- 『およめにいった三人のむすめ ファミリーえほん 14 岩崎書店