ロシア、ベラルーシ、ウクライナ・・・いまや旧ソ連圏で最も多くの映画を撮影している日本人と言っても過言ではない今関あきよし監督の最新作『ライカ-Laika-』念願だったというモスクワ・オールロケです!
これまでベラルーシで撮影された『カリーナの林檎~チェルノブイリの森~』、ウクライナで撮影された『クレヴァニ、愛のトンネル』については以前blogでもご紹介させていただきました。
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最愛の母を亡くして語学留学でモスクワを訪れた日本人女性のライカと、女優を目指すロシア人女性ユーリャとの恋愛にも似た奇妙な友情が描かれているそうです。ダブル主演を務めるのは、宮島沙絵さんとクセーニア・アリストラートワさん。
ライカといえば、宇宙船スプートニク2号に乗せられた実在の犬の名前です。ソ連では宇宙開発の過程で、何度か犬たちが宇宙船で宇宙空間に旅立ちました。そんな宇宙犬のなかでも、地球上の生物として初めて軌道飛行を行ったライカと、スプートニク5号に乗って宇宙で1日を過ごした後、無事地球に帰還し、無事帰還した初めての生物となったベルカ(Белка)&ストレルカ(Стрелка)は有名ですよね。
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『ライカ-Laika-』公開は2017年春予定だということで、今から待ちきれません!モスクワロケの舞台裏やオフショット、最新情報も満載で発信されている今関監督のTwitter(@ kalinapapa)、ブログ、Facebookなども必見です!ありのままのロシアを、ありえないほど詩的に切り取ることができる今関監督、発信されているひとつひとつが、小さな映画をプレゼントされているような気持ちになります。
1992年〜93年頃のモスクワ・アルバート通りを“写るんです”で撮影したものと2016年のモスクワ・アルバート通りをコンパクトデジカメとの比較写真や、自分へのお土産に購入されたミニカー、なかには、モスクワ大学の近く、観光地としても人気の雀が丘にて、監督がUFOを捉えた秘蔵映像も!?
(お写真はすべて今関あきよし監督のFacebookより)