【今日のロシア】第3回北川翔バラライカリサイタル

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世の中にはまだこんなにも心震える愛すべき曲があるんだ!そう、改めて気づかされるプログラムでした。日本ではあまり演奏されることのない、バラライカやロシアの民族楽器のために作曲された作品の数々は、ドラマティックで、哀愁に満ちていて、聞き惚れました。

プログラム第一部、本邦初演のクシャコフ作曲『ソナタNo.1』はまるで魂を燃やすロッカーのように、ロシアでも滅多に演奏される機会がないというレプニコフ『小唄と即興』はいたずらっこのように笑うジャズ奏者のように。第二部、「トロイカ」の主題による変奏曲から、翔さんのうしろに白樺林や雪景色が見え、ロシアの大地の香りが漂ってきました。日本人作曲家の中島克磨さんによる『Within living memory』はわらべうたなど和のモチーフがバラライカのための曲にアレンジされていて、聞いたことのない世界観!ロシア初演時にも大きな注目を集めたそうです。会場にはこの日、中島先生御本人もいらしていて、演奏後には翔さんとがっちり握手していらっしゃいました。

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△シックな正装姿にバラライカが映える北川翔さん。ヘアスタイルも素敵!お隣はロシア人のお祖母様を持つピアニストの浜野与志男さん。演奏も立ち姿も知的で紳士的な浜野さん、北川さんの相性はぴったり!端は、会場でお会いしたロシア雑貨マリンカ店主の鈴木真理子さん。(ロシアへ向かうクルーズ船“にっぽん丸”内でのコンサートに出演された翔さんと船内でお土産販売を担当されたマリンカさん)

お二人の組み合わせで、これからも、もっともっと聴いてみたいです♪

 

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