世界中で家庭料理を作る人と食べる人をインターネットでつなぐ、新しいマッチングコミュニティサイトKitchHike。登録者同士が、旅人をもてなしたり旅先で家庭料理を御馳走になったり。日本に住んでいる外国人登録者に日本料理をふるまったり、逆に家庭料理を御馳走になったり。
そんなKitchHike MAGAZINEのなかで、【世界家庭料理の旅】Vol.6は、歌とともに暮らすブラノヴォ村のおばあちゃん達の家庭料理『ペリペチ』
KitchHikeに挑んだのは、著書『女一人シベリア鉄道』も大好評!食を旅するイラストレーターの織田博子さんです。
△過去関連ブログ【今日のロシア】女一匹シベリア鉄道の旅
ブラノヴォ村のおばあちゃん達といえば・・・2012年にロシアを代表する1曲にも選ばれ、ヨーロッパ最大のポップスの祭典“ユーロヴィジョン“ではその楽しそうに歌い踊る可愛らしい姿がユーラシア全土で一躍大人気になりました!
△【今日のロシア】ユーロヴィジョン2012ロシア代表 ブラノヴォ村のおばあちゃんたち
小さな町に教会がないことを嘆いていたおばあちゃん達が、歌を歌ってそのお金で教会を建てよう。と立ち上がります。そうしてはじまったのがこの曲。つまりプロの歌手ではなく全くの素人。曲調だって、悲嘆も嘆願も一切ナシ!とにかく底抜けに明るくて、包み込むような温かさで聴く人皆をハッピーにしてくれます。
そんなブラン村のおばちゃん達をソチ五輪のときに知り、訪れた織田博子さん。温かく迎えられ、その人生が染み出したように味のある歌声を体感!
△生きることに欠かせない呼吸は、息を吸って吐いてを繰り返し、歌うことと似ています。自分の内側から外側へ、息を音にする歌声。「歌は人生です。私たちは悲しい時、嬉しい時、いつも歌を歌います」と語るおばあちゃん達の歌声、その想いが届いた教会、そして織田さんがご紹介されていたペチカで焼いたペリペチというお料理、いつか是非味わってみたいです。