昨年2014年カンヌ映画祭脚本賞につづき2015年ゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞したロシアのアンドレイ・ズビャギンツェフ監督作『Левиафан 裁かれるは善人のみ』、10月31日に日本でも劇場公開決定です。
ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したデビュー作『Возвращение 父、帰る』の衝撃は、今も忘れられません・・・!私にとっても最も敬愛するロシア人監督のひとりです。
ロシア北部の小さな町を舞台に、市井の人々と権力を振りかざす行政の対立を描いた人間ドラマ。入り江のある小さな町で、自動車修理工場を営むコーリャは、若い妻リリア、そして先妻との間に生まれた息子ロマと共に、住み慣れた家で暮らしている。1年後に選挙を控えた市長のヴァディムは、権力に物を言わせ、彼らの土地を買収しようと画策する。コーリャは、強行策に抗うべく、友人で弁護士のディーマを頼ってモスクワから呼び寄せ、市長の悪事の一端をつかみ、明るみに出そうとする。(解説は映画.comより)
「裁かれるは善人のみ」は、10月31日から新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
△ズビャギンツェフ監督公式サイト Официальный сайт режиссёра Андрея Звягинцева